高倉健超え!三浦春馬、仰天アジアデビュー「事が大きすぎて…」(サンケイスポーツ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141004-00000501-sanspo-movi
俳優、三浦春馬(24)が「第19回釜山国際映画祭」に出品された主演映画「真夜中の五分前」(行定勲監督、12月27日公開)の舞台あいさつに立ち、アジアデビューを飾った。日中台のスターが共演した同作は、中国で日本人主演作史上最多となる4000スクリーンで公開予定。高倉健(83)主演作「単騎、千里を走る。」などを超える快挙に、三浦は「事が大きすぎて、想像できない」と大感激した。
「ただ、ただ光栄です」。世界各国の映画ファンでにぎわう会場近くのホテルで取材に応じた三浦は、“歴史的快挙”に声を震わせた。
中国NO・1女優の呼び声高い、リウ・シーシー(劉詩詩=27)、台湾スター、チャン・シャオチュアン(張孝全=30、旧芸名=ジョセフ・チャン)と共演した同作は、企画段階からアジア展開を視野に製作された日中共同プロジェクト。
今月23日から先行上映される中国では、約4000スクリーンで公開が予定されている。これは、高倉健主演映画「単騎、千里を走る。」(2005年)の3098スクリーンや、江口洋介(46)主演の「GOEMON」(09年)の3494スクリーンを超え、日本人主演作では史上最多数だ。
映画「恋空」や「君に届け」でアジアの若い世代に人気の三浦をはじめ、日中台のスターがそろった作品であることや、監督が「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲氏(46)であることなどから、大ヒットが見込めると中国サイドが期待して実現。日本公開に先立ち、香港、台湾、シンガポールでも公開予定で、三浦にとってはアジア進出への大きな足がかりとなる。
双子の女性を愛した2人の男を描く同作は、釜山映画祭のオープンシネマ部門に出品され、この日がワールドプレミア。三浦は07年にアジアの注目俳優を紹介する「スター・サミット・アジア」で同映画祭に足を運んだことはあるが、主演作の正式出品は初めてだ。
堂々たるアジアデビューに「この作品に出演し、(海外スターと)共演できたことは、すごく刺激になり、これからの役者人生の中で、大きな勉強になりました。これからも役者として成長したい」と気持ちを新たに。次はハリウッド?と聞くと、「機会があれば」とキッパリ。世界に目を向けた。