マシュー・マコノヒー&アン・ハサウェイ『インターステラー』プレミアに大興奮!(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141028-00000006-cine-movi


クリストファー・ノーラン監督が、地球滅亡のカウントダウンが迫る中、愛する家族の未来のため史上最大のミッションに挑む人間たちのドラマを描く最新作『インターステラー』。

【写真】セクシーなラインのドレスを着たアン・ハサウェイ

来週11月5日からの全米公開を前に、10月26日(現地時間)、米・ロサンゼルスのTCLチャイニーズ・シアターにて本作のワールド・プレミアが行われ、本作で主演を務めたマシュー・マコノヒーにとっては「主演男優賞」を受賞した今年3月の第86回アカデミー賞以来、そして共演のアン・ハサウェイにとっても「助演女優賞」を受賞した昨年の第85回アカデミー賞以来となる、思い出深い場所でのカーペットイベントとなった。

『インセプション』『ダークナイト』シリーズなど、圧倒的な映像世界とストーリーで観る者をつねに驚愕させてきたノーラン監督が、2人のオスカー俳優とともに仕掛けるのは、“地球の寿命”に直面し、新たな星を探すことになる人類の物語。

この日、TCLチャイニーズ・シアターには主演のマシューを始め、アン、ジェシカ・チャステイン、マッケンジー・フォイ、ノーラン監督、プロデューサーのエマ・トーマスと豪華な面々が集結。レッドカーペットならぬブラックカーペットに降り立ったキャストたちには、集まった約3,000人近い観客から熱狂的な声援が送られていた。また、超がつく秘密主義者として知られるノーラン監督の、『ダークナイト ライジング』以来となる最新作がついにお披露目されるとあって、全世界11か国・計300人のプレスも詰めかけ、この歴史的瞬間を見守った。

本作により、トム・ハンクス以来となる2年連続のオスカー受賞も期待されているマシューは、「アカデミーはちょっと先だけど、今夜ここカリフォルニア・ハリウッドでやっと長年かけて頑張って、まいて耕してきた種が、やっと実になり収穫できるような気持ちだ。食後のデザートの時のような気持ちだよ」と感慨深げ。

ノーラン監督とのタッグをふり返りながら、「撮影は本当に苛酷だったけど、ラッキーなことに『もっとこうすればよかった』と後悔することが何もなかったから、それはとても幸運なことだったよ」と、自信を覗かせていた。

一方、ネイビーのシックなドレスで登場したアンも、エンドクレジットを見て「自分の名前がそこにあることが恐縮してしまったほどだったわ。(アカデミー賞は)獲ったらすごく素晴らしいことだけど、獲らなくてもこの映画が唯一無二であることには変わりはないと思います」と真摯にコメントした。

女性科学者を演じたジェシカは、大胆なスリットとレースが印象的なブラックのドレスで登場。日本のファンに対して、「みなさんが映画を観れることをわくわく待っています。この映画の世界に飛び込んでいって、全身で体験してほしいですね。でも、真髄の部分は“愛情”です。いつ涙を流したのか分からないし、いつ息をしていたかも分からないくらい感情的になる作品。ぜひ家族と一緒に観て、ハグをしてもらってほしいです」と、本作のテーマをアピールした。

そして、ノーラン監督も、「この作品は大作ですから、多くの人に観てもらうことを、僕は期待してます。日本のみなさんが私の映画を心待ちにしてくれていると聞いて、とてもハッピーです。映画を実際に観たら、スリリングな乗り物に乗ったような気持ちと、感動的な気持ちを持ち帰ることができると思います」と、日本での公開を首を長くして待つファンたちに向けて語った。

さらに監督は、オスカーについて振られると「我々の直近のゴールは映画をみなさんに観てもらうこと。初日の成功を祈っています」と謙虚に答えていたものの、いま、最も輝いている俳優陣たちの自信に満ちた姿を見るかぎり、この中の誰かがオスカー像を手にすることになるかもしれない。

『インターステラー』は11月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。