スカパー!映画部の企画で招待されて「第27回東京国際映画祭(TIFF)」に参加してきました♪
上映されたのはチャップリンの吹替作品で、『チャップリンの質屋』『チャップリンの失恋』『チャップリンの女装』の三つ。これらは無声映画時代のように弁士が一人でまくし立てる形式ではなく、ナレーターの語りもあるものの現代の映画のように役者それぞれに台詞がわりあてられているんです。だから「吹替」なのね。
今回鑑賞した映画ではそれぞれチャップリンを演じた声優さんが違っておりますが、いずれも当代きっての人気&実力をお持ちの方々、江原正士さん、堀内賢雄さん、森川智之さんでした。
上映後にはこのお三方によるトークショーがあったのですが、なんと全員気合いの入ったチャップリンの扮装でのご登場!
客席、やんやの喝采!
このチャップリンはそれぞれ衣装とステッキが違うのです。演じたチャップリンの姿に合わせたのか、はたまた御本人のイメージに合わせたのかは衣装&メイクさんのみぞ知るですが……。
さて、この日私が見た三作品、どれも傑作でございましたが、なんとスカパーに加入している方は本日このあと11時30分から見ることができます! まずは『チャップリンの失恋』、その後『チャップリンの駆落」をはさんで12時30分から『チャップリンの女装』。もう、見ないと損です、これらは!
チャップリンが銀幕デビューしてから100周年ということですが、つまりスクリーンに繰り広げられているのは100年前の実際の世界なんですよね。100年前って、もうこんなに古く感じるのか(絵の中で見るような世界なんです)と思ったり、文化は違っても人の心のありようはあまり変わらないんだなと思ったり、とにかくいろんな発見があります。
そしてやっぱりチャップリンは無類におもしろいです!
「トムとジェリー」などのアニメ作品も、基本はチャップリンあってなんだな、と感心してしまいました。
もちろん吹き替えも最高!
スカパーを見ることができる方は、このチャンスをお見逃しなく!