E・ライト&S・ペッグ、J・ワンとL・ワネルに続く、映画ファンに愛される最強タッグ(クランクイン!) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141031-00033548-crankinn-movi
スリラー、サスペンス、ホラー、アクションと多彩な要素を秘め、それでいていかなるジャンルにも分けられない新感覚スリラー『ザ・ゲスト』の公開が迫ってきた。この全く新しい手触りの作品を手掛けたのは、今ハリウッドで最も注目を集める監督:アダム・ウィンガードと脚本:サイモン・バレットの2人。近年目立つコンビでのクリエイターに連なる、新たな最強タッグを紹介しよう。
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自身の手による脚本を製作会社へ持ち込み映画化に漕ぎつけ、『ソウ』シリーズを大ヒットへ導くとともに、ソリッド・シチュエーション・スリラーという新ジャンルを開拓したオーストラリアのジェームズ・ワンとリー・ワネル、『ショーン・オブ・ザ・デッド』など仲間感覚で共作を続けるイギリスのエドガー・ライト&サイモン・ペッグ(さらに盟友ニック・フロストも含めたトリオの場合も)と、近年通好みのファンに支持を受ける作品は、映画愛溢れるコンビから生み出されることが少なくない。
昨年ひねりの効いたアイデアと、どこか懐かしさを感じる作風で映画ファンに歓迎された『サプライズ』の監督・脚本、アダムとサイモンのコンビもそうした系譜へ新たに名を刻む2人であり、これまで『ビューティフル・ダイ』『V/H/S』といった作品でタッグを結成、作品ごとに演出・構成の手腕を増し、今回最高傑作とも言われる本作を作り上げた。
80年代ムービーや香港映画をともに愛し、本作では『ターミネーター』『ハロウィン』といった作品がインスピレーションの源になったという2人はイ・ビョンホン、チェ・ミンシク共演の韓国映画『悪魔を見た』(キム・ジウン監督)のリメイク版で監督・脚本に決定と報じられ、『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督も本作を「素晴らしい映画!」と絶賛、映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも依然驚異の93%をキープと、業界の内外を問わない熱視線を浴びる。
さらに勢いを増し、今後も予測不能な映画を生み出していくだろうアダムとサイモン、新たな最強タッグから目が離せない。(文:しべ超二)
『ザ・ゲスト』は11月8日よりシネマサンシャイン池袋ほかにて公開。