『アナ雪』『マレフィセント』ディズニー映画がワンツー!洋画年間ベストテン!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141230-00000001-flix-movi


2014年の洋画作品別興行収入上位作品を文化通信社が発表し、興収254億7,000万円を記録した『アナと雪の女王』が、年間ベストワンに輝いた。また2位には『マレフィセント』がランク入りし、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給作品がワンツーフィニッシュを飾った。(文中の数字は一部推定)

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 3月14日金曜日に初日を迎えた『アナと雪の女王』は、初登場時から首位を独走。動員ランキングにおいて、1度だけ『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』に首位を譲ったものの、次週には首位に返り咲いた。首位獲得回数は15回を数え、ベストテンには19週連続ランクイン。2014年度の邦画年間ベストテン1位の『永遠の0』(87億6,000万円)、2位の『STAND
BY ME ドラえもん』(83億8,000万円)と比べても、その強さはケタ違いだった。

 また『マレフィセント』は、2週連続でナンバーワンを獲得した後、9週連続でベストテン入り。洋画の実写作品が興収60億円を超えたのは、2011年5月公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』(最終興収88億7,000万円)、同年7月公開の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(最終興収96億7,000万円)以来、3年ぶりの快挙となる。

 今年ベストテン入りしたディズニー作品は上記の2本。昨年の洋画ナンバーワン作品『モンスターズ・ユニバーシティ』をはじめ4本がランクインした2013年に比べると半減となったが、その分、『アナと雪の女王』が全体を押し上げた。その他には、ワーナー・ブラザース映画作品が3本(『ゼロ・グラビティ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『ホビット 竜に奪われた王国』)。この2社の作品が半数近くを占めた。

 ベストテン作品全てが最終興収20億円を超えていた昨年と比べ、6本のみにとどまった今年。「洋画復権」にはまだ少し時間がかかりそうだ。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

【2014年外国映画作品別興収上位10本】
1『アナと雪の女王』:254億7,000万円
2『マレフィセント』:65億3,000万円
3『GODZILLA ゴジラ』:32億円
4『ゼロ・グラビティ』:31億8,000万円
5『アメイジング・スパイダーマン2』:31億2,000万円
6『トランスフォーマー/ロストエイジ』:28億9,000万円
7『オール・ユー・ニード・イズ・キル』:15億7,000万円
8『猿の惑星:新世紀(ライジング)』:14億2,000万円
9『ホビット 竜に奪われた王国』:14億円
10『ノア 約束の舟』:13億7,000万円