お久しぶりです。
前回酔っぱらってブログ書いたっきりなので、その後恥ずかしくて出てこられないんじゃないかとか、ひょっとしたらそのまま酔っぱらい続けてるんじゃないかとか思われたむきもあるやもしれませんが、実は伏せっておりました。
先週の金曜かな?
午前中の用を済まして、ヤレヤレ、これで後はオフだ~と思いながらPCの前に座っていたんですけど、なんか朝から感じてはいたんですが改めて一息つくと、首の左右がとても痛いんですよね。
ヨガで首曲げすぎて痛いのかな? と数回曲げ伸ばししてみたんですが、曲げても痛いんですがのばしてても痛いんです。何そんなに首が痛くなる様なポーズとったけ~? と痛む首をかしげつつ、ふと首に触れてみたら、あら、太い! 顔の真下がすぐ首になってる、例えて言うならイライジャ・ウッドのようなバランスに!(ちなみにイライジャの場合は顔がとても小さいんです)
おっかしーなー、あたしの首ってそんなに太かったっけな~、ヨガを熱心にやり過ぎたあまり、首の筋肉ばかり急に発達したのかな~、それにしても耳の下ばかりヤケに太いわ……。
と、ここまで考えてようやく思い当たりました。
耳の下、リンパ節、パンパンに腫れてんじゃん!
そりゃーなんだか具合が悪いわけだわ~、と論理的に納得するまでに随分時間がかかりました。なにしろ私、バカなもんで、滅多に風邪もひきませんから。
最近では「バカ」の上に「ヨガ」がつくようになって、なんでもヨガ中心に原因を考えるようになってたので余計時間がかかったのかもしれません。
もう、これだけ首が腫れ上がってたら何にもできないわ、と午後も早い内からパジャマに着替えて寝る態勢。
しかし今、この首のリンパ節でせきとめられてる病原菌は何かというのが問題ですよね。まず疑ったのが耳下腺炎、おたふく風邪ですが、あれは熱が出るし、それに一度罹患してれば二度はかからないはず。じゃあ、まあ、普通に風邪なんでしょうが、喉がちょっと痛いかな? という気はするものの、熱もないし、首が痛いのとだるいだけだから、とりあえず寝てれば治るでしょ、と結論。
さて、インフル含めて冬の風邪に有効なのは、部屋の湿度を高めること!
というわけで寝る前に小一時間かけてお湯をガンガン沸かして各部屋に配置し、湿度を高めまくりましたよ。
それがですね、何の病原菌か知れませんが首だけでなくしっかり頭の方にも影響があったらしくてですね、何故かその日、わざわざヤカンに水を入れて一から沸かしたんですよね。ヤカンだけじゃたりないってんで、大きな鍋にもいっぱい。昔の映画の出産シーンみたいに。
うち、湯沸かし器、あるのに。
スイッチひとつでお湯、じゃんじゃん出るのにさ。
その時はまるで思いつきませんでした。ええ、血走った目でヤカンに水をくんでる私の、すぐ横には湯沸かし器の操作パネルがあったというのに。あほです。
気分は勝手に野戦病院。
首、ぱんぱんに腫れてて痛いってのにさ。
まあ苦労して湿度を高めた甲斐あって、数時間眠ったあとの夕方には首はまだ腫れているものの気分の方はワリとよくなって、これなら病院行かなくてもいいかな? と判断。で、相変わらず湯沸かし器の存在を完全に忘れ果てたまま水からお湯を沸かしつつ、米研ぐのは水が冷たいからいやだなあと思いながらも夕食の仕込みをして、心ゆくまで室内の湿度を高めてから再度布団にダイブ!
結構眠ったということは、やはりカラダが睡眠による補修を求めていたのでしょう。
途中ふと目が覚めてうつらうつらの状態になると、頭に思い浮かぶのは何故かフォーレの「レクイエム」。うん、今練習中なの。寝てる間だタイクツだから丁度いいわと夢の中でおさらい。自分が覚えていると思わなかった部分まで結構歌えるようになっていたので、ちょっと嬉しい。
しかしだ、思い出すべきは「レクイエム」ではなく、「ゆわかしき」ではないのか、私の脳よ!
というわけで、その日一日、何故か私の頭から存在を葬り去られた「湯沸かし器」のために脳の別な部分はフォーレの「レクイエム」を奏でて終わったのでした。
補則:はい、これ書いた時点でもアタマが少々やられていたらしく、肝心な事を書き逃しておりました。
なんでそんなにリンパが腫れてるのにすぐ病院に行かなかったかというとね、金曜は、うちのあたりでもめっちゃ雪だったの!
それで午前中雪の中出かけて、帰って来たところでその辺少々雪かきして、その挙げ句に「なんか具合が悪いんだよなあ」となったので、もう雪の中を外出するのがいやになっていたからなのです。
ホント、病院行こうと決心してベッドから出て、窓から外の雪景色見た途端にその決意を翻してあったかいふとんに戻ったもんね。
ああ、お天気って、なんて人間の生活に与える影響が大きいんでしょう!
と思うたび、脳裏に蘇る名曲は「南の島のハメハメハ大王」の一節。「学校嫌いの子どもらで~、風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みで」。これって、けだし、真実だわ。