カンバーバッチのプロポーズ映像が公開!(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150311-00000004-flix-movi
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』から、ベネディクト・カンバーバッチのプロポーズ映像が公開された。
本作は、第2次世界大戦時、暗号解読機“クリストファー”を開発し、世界最強とうたわれたドイツの暗号エニグマを解き明かしてイギリスの勝利に貢献しながらも、悲劇の運命をたどった天才数学者アラン・チューリングの半生をベネディクトが熱演したドラマ。変わり者で周囲になじめないチューリングだが、暗号解読チーム唯一の女性メンバーであるジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)とは心を通わせ、彼女はチューリングの唯一の理解者となっていく。
今回公開されたのは、25歳にもなって独身だから実家に戻ってこいと両親に命じられたジョーンを暗号解読チームに引き止めるため、「自分が夫になれば彼女が文句を言われることもないはず」と思い付いたチューリングがジョーンにプロポーズする際の本編映像。ポケットにあった針金をくるくる巻いて指輪を作り、ひざまずいて「結婚してほしい」と語り掛けるキュートなシーンになっている。
ベネディクトはチューリングとジョーンの関係を「二人には共通点があって互いに深く愛し合っていたんだ。平等と実力主義を求める闘いの中で、彼らは同志だった」と表現。「あれほど知的な女性であるのに、作品に描かれたような性差別を受けることは彼女にとって大きな障壁だった。アランはこうしたひどい差別をアウトサイダーの視点から眺め、平等を求めた。二人は互いをよく理解していた。彼らは二人とも偏見と闘っていたし、人生と仕事において、知的にも精神的にも共存関係にあったんだ」と分析している。
ジョーンを演じたキーラも「二人は親友同士で、親友として愛し合い、同じものに魅了されていた。彼女は彼が心から全てを話すことのできる初めての女性だったと思う」と語っている通り、二人の間に特別な絆があることが見て取れるという意味でも重要なシーンになっている。
ちなみに、ベネディクト本人も現地時間2月14日に舞台演出家で女優のソフィー・ハンターとイギリスのワイト島で結婚したばかり。ソフィーは第1子を妊娠中で、ベネディクトは年内にもパパになる予定だ。(編集部・市川遥)
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は3月13日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開