- さて、退院してからしばらくたつわけですが、その間全然何もできていなくてブログの更新もサッパリなんですが、これには理由があります。
私、現在、外骨格（注）なんです。
注：外骨格とは？
外骨格（がいこっかく）は皮膚骨格とも呼ばれる骨格 構造のこと。内骨格 の対義語 として使われ、皮膚 に付属するように形成される骨格を指す。主に節足動物 など、無脊椎動物 に見られる。また、カメ の甲羅のような骨格が露出したものや、魚類 や爬虫類 の鱗 のような骨格ではないものも、内部骨格と対比して外骨格と呼ばれることもある。by Wikipedia )
ま、脊椎なくしたわけじゃないんで、なんちゃって外骨格ではあるんですが。
幸いにして「変身」したわけでもないんで、節足動物にもなってはいないんですが。
折れた腰椎がくっつくまでの3ヶ月間、プラスチック製のコルセットで胴回りをがっちり固めてなければいけないんです。そうしておかないと、下半身が不自由になってしまうかもしれないので。
とはいえコルセットをつけてさえいれば、現在は普通に出歩くことも可能ではあるのです。
可能なだけで、不自由には違いないんだけどさ。
一口にコルセットと言ってもいろいろあるわけですが、私が装着しているのは装具（注）にあたるものですね。
注：装具とは？
装具（そうぐ、Orthotics）とは、事故 や病気 や戦争 などで四肢・体幹に機能障害を負った場合において、四肢・体幹の機能障害の軽減を目的として使用する補助器具。
変形を矯正する物や身体の機能の代償を行う物等があり、コルセット
やサポーター
と呼ばれているものがある。by Wikipedia)
確かに形はこういった物に近いのですが……
（ただしこんなにくびれてません）
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素材は厚さ5ミリぐらいあるプラスチック。
だからどっちかとういう装着してる感じはこっちに近いです。
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- （ちなみに私のコルセットの方が値段が高い。って、何の勝負だ）
これで腰回りまでがっちり止められているようなものなので……腰を曲げることができません。大変不自由です。
プラスチック製とはいえ、重さも2キロ以上はありそうです（まだ計量してはいない……余計めげそうで）。
これを寝てる時とシャワーの時以外はずーっとつけてなきゃいけないわけですよ。何故ならこのコルセットが折れた腰椎の代わりを務めてくれるわけですから。これぞ断片的外骨格。
なんか自分のイメージとしては、同じ節足動物でもムシというよりエビですね。ほら、食べる時、むくのに失敗して中途半端に真ん中あたりに一節だけ殻が残っちゃったりするじゃない。あのイメージですよ、まさにアレ。
でも、エビの殻より硬いのね、コルセット……。ま、骨の代わりだからね……。
そんなこんなでしばらくめげていたんですが、でも、私は生きてるし、ちゃんと歩けるし、この重荷（＝コルセット）も骨が形成されるまでの辛抱なんだから、頑張らなくっちゃいけません。多少の文句や愚痴は言いたくもなるけどね。
というわけで、しばらくはこんな内容が増えると思いますが、よろしくおつきあいくださいませ。外骨格だよ、人生は！（なんのこっちゃ）
