『007』最新作、待望の映像解禁!ついに“宿敵”クリストフ・ヴァルツ登場か!?(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150328-00000000-cine-movi


先日、ジェームズ・ボンドことダニエル・クレイグのブルーアイズが印象的なポスター解禁に続き、12月4日(金)にお正月映画として日本公開されることになった『007 スペクター』。ついに本日、待望の初映像となる特報が解禁となった。

【映像】『007スペクター』最新映像

昨年12月8日にクランクイン、現在はオープニング・シーンにあたるメキシコシティでの“死者の日”祭典を撮影中と伝えられている本作。先の2月にはオーストラリア・ソルデンとローマのメイキング映像がリリースされ、氷雪に覆われたアルプス山中での過酷な撮影風景や、テムズ川を疾走するボートシーン、アストンマーティンDB10のアクション・シーンなどが公開されたものの、いまだ詳細なストーリーは明らかにされていなかった。

今回の特報映像では、ミス・マネーペニー(ナオミ・ハリス)がボンド(ダニエル・クレイグ)へ、あるファイルを手渡すところから始まっている。それはどうやら、前作『007 スカイフォール』のラストに登場したボンドの生家“スカイフォール”で、焼け残ったものらしい。一部は燃えてしまったものの、親子のようにも見える3人の人物を写した写真は、サム・メンデスがすでに言及している“ボンドの幼少期に関わる重要な秘密”に繋がっているようだ。



さらに、何者かの葬儀のシーンの後、クレイグ版ボンドの1作目である『007/カジノロワイヤル』でボンドの最愛の人ヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)を死に追いやったMr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)が登場。2人の会話の合間に“スペクター”リングがクローズアップされる。スペクターといえば、過去シリーズでボンドの宿敵として登場した悪の組織であり、所属する者はみな身につけているというその指輪には「ブラックオクトパス」の紋章がかたどられている。

Mr.ホワイトがボンドに投げかける「君は嵐のなかで踊るだけの凧だよ」という謎の言葉に続き、「ジェームズ、よく来た。やっと会えた」とボンドを迎えるのは、クリストフ・ヴァルツの声。そして、銃声と“スペクター”のロゴともに映像は幕を閉じる…。

ボンドは、スペクターの本拠地へと乗り込んだのか。少しずつそのヴェールがはがされてきたものの、“オーバーハウザー”という役名のみ明かされているヴァルツの真の姿はいまだ不明のまま。さらには、ボンドの“スカイフォール”にまつわる秘密も影を落としている。

映像を見るかぎり、おそらくシリーズ史上最もボンド自身の実像に迫っていくことになる本作。今後の続報からも目が離せない。

『007スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。