イライジャ・ウッド製作総指揮×気鋭女性監督が描くバンパイアホラー邦題決定!(映画.com) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000013-eiga-movi


ホラー映画好きを公言する俳優のイライジャ・ウッドが製作総指揮を務めたバンパイア映画「A Girl Walks Home Alone at Night」の邦題が、「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」に決定した。

 英国出身で、現在は米ロサンゼルスを拠点に活動する女性監督アナ・リリー・アマポアーの長編デビュー作は、デビッド・リンチを彷彿とさせる映像美と音楽で、「ネオ・ノワール」と称された新しいバンパイアホラーの世界をペルシャ語で繰り広げる。2014年のサンダンス映画祭で話題を呼んだ本作は、シッチェス国際映画祭で審査員賞、ドービル・アメリカン映画祭で作品賞、ゴッサム・インディペンデント映画賞でブレイクスルー監督賞を受賞。米映画批評サイトRotten Tomatoesでも95%という高評価を獲得している。

 イランにある架空のゴーストタウン、バッドシティ。ジャンキー、麻薬の売人、ギャング、娼婦がうごめくこの町は、死と絶望に満ちていた。暗闇が覆い尽くす夜、町に現れる黒衣の美しい少女は、悪人、ホームレス、そして少年までをも静かに襲っていく。残酷で美しい牙を持ったバンパイアの少女は、ある夜、孤独な青年と出会う。その出会いは、まるでふたりを血塗られた壮絶な世界へと導くかのようだった。

 ウッドがその才能にほれ込んだ気鋭のアマポアー監督は、キアヌ・リーブスとジム・キャリーの共演で注目を集める「The Bad Batch(原題)」でメガホンをとることが決まっている。

 「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」は、東京・新宿シネマカリテで開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」で6月20日にプレミア上映。9月から同館ほか全国で順次公開。