伊藤英明、『テラフォーマーズ』実写版で主演!オオスズメバチに変態!(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150501-00000003-flix-movi
俳優の伊藤英明(39)が、累計発行部数1,100万部を突破する大ヒットコミックを三池崇史監督が実写化する映画『テラフォーマーズ』で、主人公の小町小吉を演じることが明らかになった。火星が舞台という壮大な設定に、一度は出演を断ることも考えたという伊藤だが、三池監督への信頼と原作の面白さにひかれ出演を決意。邦画初のアイスランドロケを敢行する前代未聞の撮影に向け、「今は、『お祭り』が始まるような気持ちでいっぱいです!」と意気込んでいる。
原作は、週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中の人気漫画。人口爆発を迎えた約500年後の地球から人類を移住させるべく、火星にテラフォーミングのため放たれて人型へと進化したゴキブリ・テラフォーマーと、彼らに対抗するための特殊な手術(M.O.手術=モザイク・オーガン・オペレーション)を施された宇宙船クルーの戦いを描く。
伊藤ふんする小町は、手術によってオオスズメバチの能力を与えられた、原作でも屈指の人気を誇るキャラクター。「今はできることを最大限にやるべきと覚悟してクランクインの準備をしています」という伊藤は、「三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと……正直嫌です(笑)」と正直にコメント。一方で、邦画初となるアイスランドロケへの挑戦に、「とにかく撮影中は健康維持! 食べ物に気をつけてちゃんと休める時は休んで、ジムに行って体力作りして何とか若返ってみせます」と笑顔を見せる。
さらに、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『悪の教典』で伊藤とタッグを組み、「逆境にこそ伊藤英明は光る」と信頼を置く三池監督は、「だから、史上『最凶の火星』に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる」と自信のコメント。「昨今の日本映画界の筋肉不足」に不安を覚えていたという原作者の貴家悠も、「それは杞憂に終わりました。筋肉は、ありました。熱き魂は、ありました。三池崇史監督、主演の伊藤英明さん、そして製作陣と、昆(むれ)が集まってゆくにつれ、僕の不安はそのまま期待へと変わっていったのです」と語り、作画担当の橘賢一も「これほど人類を救うのが似合う男が他にいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いその眼差しはまさに小町小吉! スクリーンの中で暴れまわる日本原産オオスズメバチを今から楽しみにしています!!」と期待を掛けている。(編集部・入倉功一)
映画『テラフォーマーズ』は2016年全国公開