サイモン・ペッグ、執筆中の『スター・トレック』新作&『スター・ウォーズ』出演のうわさについて語る!(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150517-00000010-flix-movi
サイモン・ペッグが4月中旬、トム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のプロモーションのため取材に応じ、執筆中の『スター・トレック』新作について、また一部で報じられた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』への出演のうわさについて語った。
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『スター・トレック』シリーズにエンジニアのスコッティ役で出演してきたサイモンは、新作では『コンフィデンス』などのダグ・ユングと共に脚本も手掛けている。「タイムリミットがあるのはプレッシャーだよね。あと5週間で撮影開始だし」と笑ったサイモンは、「『スター・トレック』のファンとしては、会話を書いて、その世界観を作ることができるというのはすてきなことだよ。恐ろしかったけど、いざ始まってみれば本当にエキサイティングなんだ」と今やプレッシャーよりも楽しみの方が大きいよう。
「『スター・トレック』は『ミッション:インポッシブル』と似ていると思う。どちらも1960年代のテレビドラマで、当時は製作費的にも制限があったから特殊効果ではなく登場人物たちをメインに描いている。特に『スター・トレック』は宇宙を舞台にしているからそう言えるね。オリジナルシリーズを観れば、いかにローファイであるかに驚かされるよ。今は僕たちは何でもできる。だから特殊効果メインにしたくなるんだけど、ダグと僕は素晴らしい歴史を持ったキャラクター、そしてその関係性を生かそうとしている。スペクタクルで楽しくあってほしいけど、キャラクターの相互関係をきちんと描きたいんだよね」とオリジナルシリーズの良さを継承した作品にしていると明かした。
もともと同作の脚本は前2作を手掛けたロベルト・オーチーが執筆していたが、今年1月に彼の降板(プロデューサーとしては引き続き参加)とサイモンらの起用が発表された。サイモンはオーチー版の脚本について「実は読ませてもらっていないんだ」と告白。「いつか読んでみたいけど。たぶん製作陣は僕たちにそれを踏襲しなくてはいけないと思わせたくなかったんだろうね。実際何で最初のものがダメになったのかわからないんだ。わかっているのは僕たちが別のものを書かなきゃいけないということだけ(笑)。ただそれに集中しているんだ。彼のことは好きだよ。いいやつだし、いいライターだ」と続けた。
また、もう一つの宇宙物である『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(J・J・エイブラムス監督)にトムと共にカメオ出演するといううわさが出ていることについては、「ハハハ! 問題は、誰でも『スター・ウォーズ』のセットを訪れると『彼らは出演するんだ! 出演するんだ!』ってなることだよね。ベネディクト(・カンバーバッチ)がセットを訪れたときもそうなったでしょ」と大笑いしたサイモン。「事実は、みんなJ・Jの友達だってこと。もし友達が『スター・ウォーズ』を作っているなら、セットに行かなきゃ!」
見学した『スター・ウォーズ』のスタジオは素晴らしかったといい、「少年時代の夢がかなったようだった。とても特別で、本物の魔法があふれていた。そこに居る全ての人が完全に興奮していた。本当にマジカルな場所だったよ。僕が言えるのは、12月になったら素晴らしい体験ができるだろうってこと。完成したものを観るのが楽しみだよ」と目を輝かせていた。(編集部・市川遥)
映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日より全国公開