スカパー!映画部× ムービープラス × 映画・チャンネルNECO の企画で招待されて 『マッドマックス 怒りのデスロード』3D字幕版特別試写会に参加しました。
期待満々で行ったんですが、その自分の「期待」が如何に薄っぺらいものだったか、開始早々痛感しました。
トム・ハーディー演じるマックスがトラウマに苦しんで世を捨てているな……と分かった次の瞬間から、怒濤のアクションのつるべ打ちですもん。「期待」なんて言葉、どこかへ飛んでっちゃいましたよ。
とにかく見る映像見る映像全て新しく、度肝を抜くものばかり。車やバイクが派手にクラッシュするたびに部品が飛び散るんですが、これが超リアル!! それが3Dなもんですから、私つい(3Dとは百も承知で)、飛んでくるのをよけたりしたり頭に落ちてくるのを払ったりしながら見てましたね。それでも目はスクリーンに釘付けのままなんですが。だって展開のスピードが速いので、瞬きするのも惜しいんだもん。
はっきり言います。
『マッドマックス 怒りのデスロード』は3Dで見なきゃ、ダメです。
昔、出始めの頃の3Dだと、わざわざ観客驚かすために物体がものものしくスクリーンから観客席側に飛んでくるような演出してたじゃないですか。
もう、そんな時代は終わったんです。
『マッドマックス 怒りのデスロード』がそれをハッキリ悟らせてくれました。
『マッドマックス』の3Dは、観客をそのままスクリーンの中にひっぱりこむためのもの。今、まさに、マックスの間近で地面に伏せて5メートル先の爆発をやり過ごしている感覚を味わわせるためのもの。観客がマックスと同じ時間を生きていると感じさせるためにこそ、この3Dがあるのです。
今年になって私が見たアクション映画の中で、最高。
それにはもちろん3Dで見たというのが大きいのはありますが、それをさしひいても多分最高だわ。
ちなみに私、最近では「ワイルド・スピード スカイミッション」見て「わーすげ~♪」と思い、「チャッピー」見て「こりゃスゴイ」と思い、「ハンガーゲーム FINAL:レジスタンス」見て「うん、なかなかいいじゃん」と思い、「メイズランナー」見て「おおおお、やるな!」と思ったその後で『マッドマックス 怒りのデスロード』見て、それで「マックス3Dが一番!」と何の疑問も抱かず思いましたから。ついでに試写会の翌日「トゥモローランド」を見ましたが、これもかなりいい線までいったものの『マックス』の超弩級の迫力には及びもしませんでしたよ。
そういえば『マッドマックス 怒りのデスロード』試写が終わった後は司会の方が何かおっしゃるたびにとにかく拍手、また拍手。それって、その場に居た全員がなんとかしてこの作品を見た感激を伝えたいって思ってる証拠なんです。つまんない作品だとね、クレジット終わるのを待たずして席立つ人ばかりだったりするもんですが、この『マッドマックス』に関してはそんなこと一切なし。3D眼鏡装着の疲れをものともしない、感動による熱い空気がたちこめてました。
さて、この『マッドマックス 怒りのデスロード』がシリーズの4作目にあたることは皆さんご存じだと思いますが、新作見る前に旧作の復習をしておきたいわという方には朗報です。
なんと、スカパー! では「マッドマックス」シリーズ3作と、さらに「マッドマックス2」の世界観に影響を受けて描かれたという伝説の作品「北斗の拳」のアニメ全5作を徹底放送するのです!! 「北斗の拳」なんて、あーた、主人公のケンシロウの声、神谷さんですからね。若い声の「あたたた!」を聞けるチャンス、逃しちゃいけませんぜ。もうその他声優さんも豪華メンバー揃いですから!!!
・「マッドマックス」1~3:CS240 ムービープラス
・「北斗の拳」全5作 :CS223 映画・チャンネルNECO
詳しくはスカパー! 公式サイトをチェック!
『マッドマックス 怒りのデスロード』は6月20日公開です。
絶対絶対絶対最初は3Dで見てね!
セリフ少ないので、3Dでも目があまり疲れないのでご安心を♪