シュワちゃん“30年前の自分”との対決は驚きと興奮!「ターミネーター:新起動」会見(映画.com) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150705-00000008-eiga-movi
人気SFアクションシリーズの最新作「ターミネーター:新起動 ジェニシス」に主演するアーノルド・シュワルツェネッガーが7月5日、共演者のエミリア・クラークとともに都内で会見した。シュワルツェネッガーの来日は、「大脱出」(2013)のプロモーション以来約1年7ヵ月ぶり。「ターミネーター」シリーズとしては、「ターミネーター3」(2003)以来、約12年ぶりの“アイル・ビー・バック”となった。
「ターミネーター:新起動 ジェニシス」来日会見の模様はこちら
これまでのタイムラインをリセットし、新たな設定を加えたシリーズ第5弾。生みの親であるジェームズ・キャメロン監督のアドバイスで、サイボーグのはずのT-800が加齢するアイデアが採用され、現在のシュワルツェネッガーが、シリーズ第1作に登場した“30年前の自分”と対決するシーンも実現した。
シュワルツェネッガーは、「同じ型だが、プログラムの内容が異なる2体が戦うアイデアが気に入った。私が現場で戦った相手は、ボディビルディングやスタントの経験をもつ若手俳優。その後、CGで顔や体の一部を置き換えた。30年の歴史があるからこそ誕生したシーンで、私自身も驚きと興奮を覚えた」と新旧T-800対決を述懐。最大の見せ場は「サラ・コナーを守ろうとするT-800の信念と葛藤」だといい、「まるで親子のような関係性は、きっとファンの皆さんの予想を超えるはずだよ」と本作のドラマ性をアピールした。
初来日を果たしたクラークが演じるサラ・コナーは、幼い頃に両親を殺され、その際にターミネーターに救われるという新設定で、「ふたりはまるで父と娘のような関係なの。もちろん、未来への戦いに備えるサラにとって、T-800は必要な存在。ロボットの父、人間の娘という関係だからこそのコミカルな演出も見逃さないで」。撮影を前に激しいトレーニングに励み、「アーノルドに認めてもらいたかった」と力強く語っていた。
未来の人類反乱軍のリーダーであるジョン・コナーの母サラ・コナーを歴史から抹消するため、未来から殺人マシーンのターミネーター「T-800」が送り込まれるが、そこには老いた姿の同型ターミネーターが待ち受けていた。「マイティ・ソー ダーク・ワールド」のアラン・テイラー監督がメガホンをとる。7月10日から全国公開。