ルーク、レイア、ソロの3ショットが30年ぶりに実現!SWプレゼンテーション(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150713-00000000-nataliee-movi
米ルーカスフィルムによる「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のプレゼンテーションが、アメリカ・サンディエゴで開催中のコミコン・インターナショナルにて現地時間7月10日に行われた。
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この日発表されたのは、世界初公開となるメイキング映像。3分半の映像には、衣装やセットなどの製作過程と撮影風景が切り取られており、本作に参加するキャスト、スタッフの誰もが新たな「スター・ウォーズ」の世界に関与できる喜びを語っている。
プレゼンテーションには監督のJ.J.エイブラムス、プロデューサーを務めるルーカスフィルムの共同会長キャスリーン・ケネディ、そして共同で脚本と製作を担当するローレンス・カスダンが登壇。そしてヒロインのレイ役を務めるデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックと、キャストが次々に呼び込まれる。
続いて登場したのは、ダークサイドのキャラクターたち。カイロ・レン役をアダム・ドライバーが務めることはすでに報じられていたが、このたびレンがダークサイドに堕ちた人物であることが明らかに。ハックス将軍役のドーナル・グリーソン、キャプテン・ファズマ役のグェンドリン・クリスティーもともに姿を現し、本作の悪役がファンの眼前に初めて現れた瞬間となった。
さらにキャリー・フィッシャーとマーク・ハミルに続き、ハン・ソロ役のハリソン・フォードの名がアナウンスされると、観客の興奮は最高潮に達する。3月に飛行機事故で重症を負って以来、公式の場へは初登場となるフォード。30年以上の時を経て実現したルーク、レイア、ソロの3ショットは、同シリーズのファンを大いに喜ばせた。
最後にサプライズ・コンサートの開催が告げられ、スタッフ、キャスト、観客はエンバカデロ・マリーナ・パークまで徒歩で移動することに。会場では「スター・ウォーズ」シリーズで音楽を手がけてきたジョン・ウィリアムズのコメントが発表され、サンディエゴ・シンフォニーによる屋外コンサートがスタート。大盛況のうちに「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のプレゼンテーションは終了した。
J.J.エイブラムス コメント
「スター・ウォーズ」とコミコンはいい関係性なんだ。「スター・ウォーズ」はコミコンが始まった当初から参加していたし、自然とマッチするんだよ。今回ここでファンと話ができ、彼らにサプライズゲストやストーリーを紹介できるのがとてもうれしいんだ。このような映画の場合、いつも多くのビジュアルエフェクトとグリーンバックが使われるんだが、今回は「本物」に感じられるような映画を作ることが我々のキーポイントだった。「本物」っぽく見せることは「本物」じゃないと不可能だから、映画の中で多く使われているビジュアルエフェクトはあるものの、セット、キャラクター、小道具を実際に作り、ポストプロダクションでCGで作るものも、実際に俳優たちが体験できるロケーションやキャラクターとの接触を現場に提供した。そのことで他にもっと重要なことに力を注げるようにしたんだ。ストーリーをよりよくしたりキャラクターを濃くしたりね。すべてのプロセスがとにかくスリル満点なんだ! 「スター・ウォーズ」を作っていることは、すべてが普通じゃないんだよ。準備も、撮影も、インタビューもどの段階でも「スター・ウォーズ」の映画を作っている!っていうことが普通じゃないんだよ。本当にすべての段階が夢を見ているかのような感じだ! 手間暇かけて、愛情をこめて作っているから、世界中から「スター・ウォーズ」が愛されているんだ。
ハリソン・フォード コメント
素晴らしい映画を楽しみにしている。私にとっても素晴らしい体験で、楽しい時間を過ごし、素晴らしいキャスト、スキルと才能があり、J.J.エイブラムスの野心、そしてオリジナルシリーズからの脚本家ローレンス・カスダンによる素晴らしい脚本があり、私はこの映画に関われたこと、そして皆さんにこの映画をご提供できることを大変誇らしく思っています。彼ら(デイジー・リドリーやジョン・ボイエガら新キャストたち)はもう今まで知っていた人生は送れないよ。実は、デイジーとも真剣な話をして、彼女から、当時の体験は僕にとってどんなものだったのかと質問されたんだ。僕は、人生が変わることと、それに慣れることと、そしてその代わりに大きな喜びを得ることができるようになると伝えたんだ。俳優は自身の周りの人生から多くを吸収していくのだが、今度は皆が自分を見ている中でどういう風に対処するかを考えなくてはならないんだ。だから、人生は大きく変わる。賢い彼らはそれもわかっているよ。
アダム・ドライバー コメント
撮影中は自分が演じた「悪」や「邪悪なもの」についての会話はしてない。単に「悪」と「正義」の差をどう考えるが重要なんだ。そこがストーリーの大きなポイントなんだ。