『バットマンvsスーパーマン』新予告も!DCコミック映画の発表に会場が大興奮!(ぴあ映画生活) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150713-00000003-piaeiga-movi


サンディエゴ・コミコン(SDCC)3日目のホールHでのパネル(プレゼンテーション)は、期待のプログラムが集中した。10時半からのワーナー映画のパネルは、ガイ・リッチーが往年の人気テレビドラマ『0011 ナポレホン・ソロ』を超大作映画としてリメイクする『コードネーム U.N.C.L.E.』そしてピーターパンの物語を新解釈で描く『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』。

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前者は『マン・オブ・スティール』のスーパーマンことヘンリー・カビル、『ローン・レンジャー』ことアーミー・ハマーが主役のスパイ・コンビを演じているし、『PAN…』の悪役の海賊はヒュー・ジャックマン(司会にも、「ご存じウルヴァリンことヒュー・ジャックマン」と紹介されていた。)というアメコミ好きにとっても人気のある俳優が出ているだけに、会場は盛り上がった。

『コードネーム U.N.C.L.E.』(日本では11月14日公開)は、ガイ・リッチーらしいスタイリシュな映像で、しゃれた感じのアクション描写が続く。出演者は会場にかけつけたが、ガイ・リッチーは来られずビデオ・メッセージで、わざと何度もかんで、やたらやり直しをくりかえす映像で笑わせてくれた。『PAN…』(日本では10月31日公開)は、今までのピーター・パンと“一味違う”ものを目指していて、海賊船が空中で戦うなど冒険ファンタジー色が強まっている。

この2作で会場が盛り上がったところで、いよいよ今回のパネルの目玉であるDCコミック映画の発表。まずは、つかみとしてワーナーが、これから公開を予定している『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』から『ジャスティス・リーグ』までのタイトルが、キャラクター・アートとともに次々と紹介。

この映像の中で、かねてから噂になっていた『ザ・フラシュ』(高速で走ることの出来る真紅のヒーロー)は、エズラ・ミラー出演であることが正式に確認された。『グリーン・ランタン』のリブートは『グリーン・ランタン コアズ』というタイトルで、複数のランタンの活躍を描く作品になりそうだ。

このつかみの映像のあと、まずは『スーサイド・スクワッド』が紹介!監督のデビッド・エアーの進行でハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビー、デッドショット役のウィル・スミスら主役キャストらが登壇。

ジョーカー役のジャレッド・レトはこなかったが、初お披露目となった予告編で、その姿を見せてくれた。ジャック・ニコルソンともヒース・レジャーとも違う“若いジョーカー”を見せてくれそうだ。

本作は、バットマン系の悪役が減刑と引き換えに、政府の裏任務を遂行するというアンチ・ヒーロー物だが『羊たちの沈黙』と『エクスペンダブルズ』を足したようなテイスト。この予告でもマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クイン(=ジョーカーの愛人で、女ジョーカー的なキャラ)の妖艶さが目立っていた。

『スーサイド・スクワッド』については、ウィル・スミスが挨拶をして予告を流す、という軽いものだった。これは恐らくそのあとの『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』に気を使ったからだろう。

というわけで、大本命『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のプレゼンテーション。監督のザック・スナイダーをはじめ主要キャストが登壇!会場からひとりひとりに大きな拍手が贈られたが、とりわけ新バットマンになったベン・アフレックにはひときわ大きな声援が。この豪華なステージにいよいよ新予告編がお披露目。

スーパーマンが法廷らしきところに出頭するシーンから始まり、やはり彼が社会の脅威なのか救世主なのか世論はわかれている。そして、どうやら先のゾッドとの戦いで、ウェイン産業ののビルが破壊され、ブルース・ウェインが、この一件でスーパーマンを危険視していることがわかる。一方、スーパーマンはケント記者として、ホワイト編集長から、謎の自警団員バットマンについて教えられる。そして両者は対決へ!どうやら裏で糸を引いているのはアイゼンバーグ演じるルーサー・クリプトナイトらしきものも持っている!?

さらに剣と盾を持ったワンダー・ウーマン(想像以上に美しく、かっこいい)も登場。果たして彼女はどう絡んでくるのか? ストーリーの一部もわかり、またアクション・シーンの多い燃える予告編!1日近く並んで、このパネルに参加した人(筆者も前日の13時から並んだ)の期待を裏切らないすばらしい予告編だった。

なおワンダー・ウーマン役のガル・ガドットは、この後、専門誌が主催する“女性のアクション・ヒーロー”というテーマのセッションにも登壇。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』を経て、テレビドタマ『エージェント・カーター』のタイトル役を演じるヘイリー・アトウェルもこのセッションに参加し、2大女性ヒーローの共演に、会場は大きな興奮につつまれた。