ジュラシック・ワールドとミッション・インポッシブルローグネイションを初日に

私は見た派！

初日に見ながら、おもしろくないわけじゃないんだけど物足りないなあとずっと思っていた私です。

ほんと、おもしろくないわけじゃないし、セオリー通りで１００点つけてもいいんですよ。別に何の不足もないの。でもそれ以上でもないんだよなあ。

それは「ターミネーター」でも「ミッションインポッシブル」も同じで、精一杯できる限りのことをやったんだね、というねぎらいの目で暖かくは見守れるものの……それだけなんですよね、残念なことに。

今年の続編ラッシュの一番に「マッドマックス」見た時は頭が痺れる程の衝撃うけちゃったから、どうしてもそれと比べちゃうんだけど、その後の公開作品で「マックス」に匹敵するものなかったもん。

「マッドマックス」は最初にすごくいい３D環境で見たというのも大きかったと思うけれど、映像だけの迫力じゃないから、問題は。結局、元（オリジナル第一作）の枠組みから抜け出した作品を作れるのはオリジナル監督しかいないんだな、という感じでしょうか。例外は「エイリアン」の続編撮ったキャメロンだけだよ。キャメロンは自作の「ターミネーター」でも最高の続編作ってるけど。彼とスピルバーグはやっぱり天才だわ。

これは身内が言ってたことなんですけど、新しい「ターミネーター」は恐くなかったと。「ターミネーター」も「ジュラシックパーク」も、オリジナルは死ぬほど恐かった！　今年の続編群、それがないんですよね、「マッドマックス」以外。「マッドマックス」の何が恐かったかって、それは先の読め無さで、フュリオサもマックスも他のキャラクターも次に何やるのか全く予測できなかったのがおもしろかったのよ。

確かに「ジュラワ」においても主人公達はそうなんだけど、悪役達がお定まりの運命だったからねー。いきなり腕だけになってたサミュエル・L・ジャクソンみたいなのがいればまだ良かったのにね。はいはい、その腕食われるから、と思ってたらやっぱり食われてたんじゃギャグにしかなりません。

私、ハイヒールで疾走するブライス・ダラス・ハワードは好きでしたけど♪　すっげー高くていい靴はいてるんだなーと納得しました。ジミー・チュウか？（ハイヒールでもバランスが抜群の靴は走りやすいのです。コツはつま先とヒールを同時に着地させること。でも足元が泥じゃムリなんだけど……）。

ああ、今オリジナルの「ミッションインポッシブル」を見ているのだけど、ブライアン・デ・パルマはやっぱり恐いわ。恐怖の必要性をよくわかっている。恐怖の薄いスリルやサスペンスなんか、よくできていてもつまらない。それを実感したこの夏なのでした。

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夏、映画見た？

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