プロデューサーの皆様、三人でのトークショーが繰り広げられております。
皆様マンガ原作の実写映画を手がけて長いみたいですが、最年長のジャンゴフィルムのPはかつては黒沢明監督の「乱」にかかわっていたとか……スゴイですね。
ただ今鈴木亮平さんの話をしておりまして、顔合わせの時が「天皇の料理番」で御本人が亡くなるシーンをとる前日だったとかで、喋っても声がまともに出ないほど激やせで衰弱(?)していたとか…。
その次あった時にはすでに20キロ増やしていて、クランクインにはきっちり間に合わせて30キロ増やしていたそうで……すごいプロ根性ですね。
その後オーディションの裏話になりまして、ヒロイン役の芽郁ちゃんが天然入ってる? な雰囲気なのに、演技に入ると素晴らしい集中力で……でも一発OKにならなかったのは、その時のカッコが遅刻しないように走ってきたせいかヨレヨレだったので、「もうちょっと可愛いカッコできてくれ」という注文がつけられたためだとか。で、可愛くなると本当に可愛いので、問題なく役を得たそうです。
とにかく「声」がいいそうで、是非注目(耳)してくださいとのこと。
イケメンなのにさわやかで普通っぽい坂口君に、男性人が釘付けになったという妙な話になっております。こちらも大変「声」がいいということで……これ、スタジオジブリ出身のPの発言なんですよ。やっぱりアニメに携わっていた人は声に対するセンサーが敏感なんですね。
この3人組、30代、20代、10代とてんでんばらばらなのに、とにかく仲がよかったと。坂口君が語るととにかく亮平さんに対する愛がこぼれるそうで、「今まで主演に興味なかったけれど、亮平さんを見て主演したくなりました」と演技者としての幅を広げられたというエピソードまで語ったそうです。
撮影はもっぱら仙台(宮城県)だったけれど、とにかく好天に恵まれてよかったそうです。何故仙台かというと、東京じゃなくて、自然が豊かな所で、大きな遊園地があるところいうことでロケハンを進める内に、台本が進むにつれて遊園地の希望サイズが縮んで、それにぴったりの遊園地があったのが仙台だった――というのがキッカケで、その後どんどん良い感じにイメージが一致していったそうです。元々探していたのとは違った場所を、ロケハンする内に場所のストックを重ねることで選び出せるようになる、みたいなお話ですね。
亮平さんによるマンガの再現シーンの熱演場面が幾つもあって、例えばマカロンを食べるところとか、三つ指でトレイを持つシーンとか……そこは重要じゃないんだけど、大変おもしろいそうです。
また親御さん役の鈴木砂羽さんと寺脇康文さん(相棒仲間だぞ、おい、みたいな)のベテラン俳優の上手さが厚みとなって作品世界を支えつつ、コミカルな雰囲気も醸し出しているという……。
ラップキスのシーンは現場ではどうだったかというご質問に……見ればわかるとおっしゃりつつ、寸止めのハズがテイクの中にはやっちゃってることも……そのシーンのあとの亮平さんと坂口君のテンションがめっちゃハンパなかったとか……一番時間かかった撮影だそうです。
お楽しみにということで……撮影直後に亮平さんが「これは流行語狙える」との発言があったそうで、これから注目ということです。
見所は「声」だと(見えないっつの!)
亮平さんの声がとにかくスゴイ、「変態仮面」の時の七色(実際は4種)の声にも負けぬ声色に注目だそうです(だから見えねって!)
鈴木亮平という役者に注目&剛田猛男ぶりを愛でてね♪
今回はスカパー! 映画部の企画でご招待頂き、「俺物語!!」特別試写会に参加しております。