鈴木亮平、猛男になりきり「俺物語!!」観客へ感謝の叫び「ありがとう!!」(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00000053-nataliee-movi


「俺物語!!」の初日舞台挨拶が本日10月31日、東京・お台場シネマメディアージュで行われ、キャストの、鈴木亮平、永野芽郁、坂口健太郎、寺脇康文、鈴木砂羽、監督の河合勇人が登壇した。

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アルコと河原和音による少女マンガを実写化した本作は、いかつい男子高生・剛田猛男とピュアな女子高生・大和凛子の恋模様を描く青春ストーリー。猛男役の鈴木は、作品を「現代版『美女と野獣』」と表現し、「観終わった方々が幸せな涙を流せるよう、共演者の方々、スタッフさんたちみんなで1つの妥協もせずやってきました」と胸を張る。

トークパートでは、それぞれの「胸キュンな出来事」がテーマに。鈴木は「主題歌が槇原敬之さんの『No.1』に決まって改めて曲を聴いてみたら、歌詞が猛男の心情にマッチしていて、胸キュンというか『胸ギューン!』でした」と回答する。続いて猛男の父を演じた寺脇からは、猛男のクールな親友・砂川誠役の坂口に対する胸キュンエピソードが。「健太郎くんが、劇中で自分が使う参考書に答えを書き込んでたんですよ。思わず『あれ、高校生だっけ?』って聞いちゃいました」との情報に、会場からは感心の声が上がった。

猛男を演じるにあたり、鈴木が「俺でいいのか?」と不安に思っていたことを吐露する場面も。「猛男はおっさんに見えますが、15歳という設定。若くもないし絶世の美男子というわけでもない僕が主役をやってもいいのか」と当初の思いを率直に明かす。しかし不安を払拭するためストイックな役作りに励んだと言い、「猛男を演じる上でやれることはすべてやったつもりです」と真摯に語った。

鈴木が体重を30kg増やして撮影に挑んだことにちなみ、ハロウィン当日であるこの日は、猛男をイメージした重さ30kgの「猛男カボチャ」が登場するという演出も。鈴木は巨大なカボチャをまじまじと見つめ、「これが自分の体に入ってたんだと思うと、ちょっとドキッとします。今思うと当時はすっごい(体型が)違ったんでしょうね」と振り返る。最後に鈴木は「観客の皆さんに、“猛男”としてお礼を言います」と前置きし、「『みんなありがとうー!!』、そして『好きだー!!』」と叫び、会場を大いに沸かせた。