パディントンが住むロンドンは現実と違う!? カラフルな“パディントンワールド”公開(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151204-00000019-cine-movi #Yahooニュース
全世界300億円超えのスーパーヒットとなった愛すべき紳士なクマ・パディントンがロンドンの街で繰り広げる感動ストーリー『パディントン』。日本語吹き替え版では松坂桃李が主人公のパディントンを演じることでも話題の本作だが、この度そんなパディントンが暮らすことになったロンドンの現実とはちょっと違う“パディントンワールド”を映した場面写真がシネマカフェに到着した。
【画像】パディントンと一緒に暮らすブラウンさん一家
舞台はイギリス・ロンドン。真っ赤な帽子を被った小さな紳士が、家を探しにはるばるペルーからやってきた。丁寧な言葉づかいで道行く人に話しかける彼だったが、なぜか誰からも相手にしてもらえない。 それは…彼が“クマ”だから。やっと出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、屋根裏に泊めてもらうことになる。そうして始まった初めての都会暮らしはドタバタの連続。果たしてパディントンは無事に家を見つけることができるのか――。
原作は様々な言語で翻訳され、全世界3,500万部以上の売上を誇るロングセラー児童小説。本国イギリスでは『アナと雪の女王』のオープニング記録を抜き、全世界で321億円を超える大ヒットを記録している。
本作には、19世紀そのままのパディントン駅、ロンドン屈指の高級住宅街プリムローズ・ヒルや華やかなポートベロー・マーケット、荘厳な自然史博物館などロンドンの名所や、赤い2階建てバスや黒いタクシー、地下鉄などのロンドンを象徴する様々なアイコンが登場している。この街に初めてやってきたパディントンの視点でロケ撮影が行われており、まるでロンドン観光をしているかのように感じることが出来る。
そんなロンドンの魅力がギュッと詰まった本作だが、実際には劇中のロンドンは現実のものと少し違っていると、プロデューサーのデイヴィット・ハイマンは語る。「パディントンの外見はリアリティを重視したけど、やはり彼はしゃべるクマなんだ。完全にリアルなロンドンとはうまく合わないだろうと思った。だから彼を私たちの世界に引き入れるのと同時に、私たちの世界もパディントンの世界に近づけたんだ」。
また、プロダクション・デザイナーのゲイリー・ウィリアムソンは「いままでのパディントンの映像化作品の切り絵のような世界じゃなく、しゃべるクマがいてもまったく不思議でない幻想上のリアルさを追求した」と語る。そのため、本編では、日常的な場所さえも、微妙に絵本のような質感になっていることが分かる。さらに、細部にまでこだわったインテリアや装飾品は、パディントンが迷い込む世界を表現するためオリジナルで制作、色とりどりの“パディントンワールド”を創り上げている。
『パディントン』は2016年1月15日(金)より全国にて公開。