驚いたのは、REIKO KAZKI
のかづきれいこ先生御本人が登場したこと。
おちゃめなかづき先生♪
お忙しい時間をぬっての御登場らしく、後半からのご参加だったのですが、静かで淡々とすすんでいた前半の雰囲気がここからガラリと変わったんですね。パワーのある方は違うなと、その圧倒的な存在感に終始驚かされっぱなし。
でもかづき先生のそのパワーは常に私たちの方に向けられているんですよね。
実はこうやっってにこやかに写真のモデルになりながらも、かづき先生の頭の中では私たちの顔を見ながら「かづきメイク」のシミュレーションが行われているんですね。
それがわかったのは座談会もすすみ、先生が直接私たちのメイクを初めてからです。
最初は一人の方に前に出てもらってモデルにして、「ここをこうしたら、こう変わる」というのを一つ一つ時間をかけて説明しながらかづきメイクを行われていたのですが、その一つのたびにモデルの方のお顔が劇的に変わっていくんですよ。
その方は持病のせいで顔がまん丸になってしまうムーンフェイスに悩んでいるとおっしゃっていたんですが、先生が「デザインテープ」を的確な位置に貼ることによって輪郭がすっきりとシャープなラインに変わるんですね。左右を比較するということで、右側だけをメイクしていくんですが、傍目にもはっきり分かるほど顔立ちがみるみる変化するんです。
仕上がったあと鏡を見たその方がおっしゃったのが
「もう半分もやってください」
だったのには笑いました。そりゃま、そうですよね、左右が全然違ったままじゃ帰れませんもの(大丈夫、ちゃんと左右同じ顔になってお帰りになりました)。
でもかづき先生の本当の凄さを知ったのはこのあと。
最初の方は自分のお顔の悩みを打ち明けてからのメイクでしたが、次の方からは先生がいきなり「あなたはこうね」とぱぱぱっと手をかけ始めるんです。見ている方はその方の顔がどんどん変わっていくたび「ほお~」と感嘆の声をあげるのですが、前に立っている御本人達は自分の顔は見えませんので戸惑いの表情を浮かべているだけなんですよね。それが完成してから鏡を見せると、皆一様に言葉を失い、感動の涙を浮かべるんです。
それは自分がずっと顔について悩み、密かに劣等感を持っていた部分がかづき先生の手によって見事に美しく変えられていたから。その方が「ここがこうなれば……!」と心の底で願っていた欲求を、かづき先生が何も聞かないままかなえてくれたからなのです。
それこそがかづき先生の行っている「リハビリメイク」の心髄であることは見ている私たちの心にびしびし伝わってくるんです。
私もやって頂きました。
もう、ほんとにちょいちょいという感じで、でも力強い先生の手でマッサージを何十秒か。
それだけで鏡の中の自分の顔(半分)が変わってるんですよ。
いやでいやでしょうがなかった目の下のたるみとほうれい線が薄くなって、輪郭もすっきりしているんです。
もう、「うわっ!」って感じでしたよ。たったあれだけでここまで変わるのかって。
しかもそれを「自分でできるようになる」と、先生は明るく語るのです。私だけではなく、全員に。
「練習をすれば、誰でもできるようになる」
と。
自分がやってることは魔法でも特技でもなく、練習さえすれば誰にでも実現できることである。かづき先生が私たちに伝えようとしているのはそういうことなんです。
そのために必用なのが、例えばこの写真にのっているものなのですね。
上の向かって右端に並んでいるのが化粧下地の「エクセレントミルキーファンデーション」と「エッセンスファンデーション」。
この二つの組み合わせは効果絶大で、顔のくすみや赤みを綺麗にカバーしてくれます。
この下の方の真ん中にある、付箋のような絆創膏のようなテープ、これが「かづき・デザインテープ」で、副作用なくいろんなことに使える、まさに万能テープ。写真のものはリフトアップにピッタリですが、これを小さな三角に切ってまぶたの上に貼ると綺麗な二重まぶたができるんですよ。これも先生が実際に行うのを見せて頂いたのですが、まるで目の上に虹がかかったようなビューティフルなラインができあがるのには感動しました。
「デザインテープ」の大判の物は腰痛にも効果があるということで、私も貼って頂きました。一週間たってもまだはがれず、腰痛の緩和に役立ってくれております。
おかげでこの「デザインテープ」に副作用がないことをひしひしと実感できました。
実は私は接着剤にひどくかぶれるので、病院でも注射のあとの血止めの絆創膏を断るぐらいなんです。うっかりつけたまま一晩寝ちゃったりしたら、次の日は絆創膏の形に四角く貼れた皮膚が痒くてたまらなくなって、それが下手したら一週間以上続きますから。
その私が一週間も貼ったまんまなのに、「デザインテープ」は全く痒くならない! とても薄いので、自分でもどこに貼ってるのかわからないぐらいで忘れていて、お風呂に入って洗う時に思い出すぐらいです。ちなみに入浴してもはがれないぐらい、接着力は強いのです。
これを今度から病院でも使って欲しいと思いましたね!
この「デザインテープ」の素晴らしさはそのままかづき先生に通じると思いました。何故なら、これは先生が顔に問題があって困っている人のために使いたくて開発をお願いしたものだから。
もちろん「デザインテープ」は売り物で商品なんですが、かづき先生から感じられるのは「これを使って困っている人の役に立ちたい」という強い思いだけなんです。そこに商売っ気はない。だからこそ、座談会に集まった人達も心から感動できたのだと思います。
得難い経験ができて、私も本当によかったと、心の底から思ったのでした。