シルヴェスター・スタローン『ロッキー』新章で約40年ぶりオスカーノミネート!【第88回アカデミー賞】(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160114-00000038-flix-movi #Yahooニュース


現地時間14日、第88回アカデミー賞のノミネーションがアメリカ、ロサンゼルスで発表され、シルヴェスター・スタローン(69)が、映画『クリード チャンプを継ぐ男』(全国公開中)の演技で助演男優賞にノミネートされた。1977年に『ロッキー』で主演男優賞と脚本賞候補になって以来、約40年ぶりのオスカーノミネートとなる。

【映像】スタローン7度目のロッキー役!『クリード チャンプを継ぐ男』予告編

 『ロッキー』の成功で無名の俳優から一気にスターダムに駆け上がって以降、誰もが認めるハリウッドスターとしてトップを走り続けてきたスタローン。しかし、アクションスターのイメージが強いこともあってか、最低映画を決めるゴールデンラズベリー賞では、幾度も「最低主演男優賞」を受賞し、「最低脚本賞」「最低監督賞」まで獲得。ついには「20世紀最低主演男優賞」に選ばれるなど、人気に反して、映画人としての評価は厳しいものだった。

 しかし、ライアン・クーグラー監督がメガホンを取ったシリーズ新章『クリード チャンプを継ぐ男』では、かつてリングに散ったライバル、アポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)をボクサーとして鍛えるロッキーの姿を、まさにいぶし銀の演技で体現。先日発表された第73回ゴールデン・グローブ賞で見事、助演男優賞を受賞するなど、くしくも40年前と同じロッキー役で、再び俳優として高い評価を集めた。

 受賞すれば、スタローンにとって初のオスカー獲得。打ちのめされても、その度に立ち上がり続けてきたロッキーのように、ヒット作にめぐまれない時期でもひたすら映画を作り続けてきたスタローン。果たして、不屈の闘志が報われる瞬間を見ることができるのか。授賞式は現地時間2月28日にロサンゼルスで行われる。