新たな名探偵対決!『Mr.ホームズ』vs『SHERLOCK/シャーロック』に注目(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00000008-cine-movi #Yahooニュース
『X-MEN』シリーズや『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作の名優イアン・マッケランが93歳のシャーロック・ホームズを演じる『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』が3月18日(金)より公開される。また、同じく英国の人気俳優ベネディクト・カンバーバッチによる大ヒットドラマも『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』として劇場に登場する。奇しくも連続公開となった、新たな2つのホームズの物語に迫った。
【画像】ベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロック
誕生からまもなく130年、アーサー・コナン・ドイルによって描かれた「シャーロック・ホームズ」シリーズは、いまなお褪せることのない魅力で新しい読者を獲得し続けており、パロディや派生作品も数多く存在してきた。そして、2016年の日本では、そんなホームズに新たな設定を施した2作品が相次いで公開される。
まずは、老若男女から支持を集める大ベテランにして“英国の至宝”、イアン・マッケラン主演の『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』。探偵業を引退し、老境に入ったホームズを描くというのは、これまでにない設定だ。田園の広がる田舎に移り住んだホームズは、ミツバチを飼いながら余生を過ごしている。本作では、住み込みの家政婦の息子で10歳の少年ロジャーとの心の触れ合いを描きながら、探偵引退のきっかけとなった30年前の未解決事件に再び挑んでいく。
イアンが60歳代と90歳代のホームズを見事に演じ分けていることに加え、共演には『ラブ・アクチュアリー』のローラ・リニーや新鋭子役マイロ・パーカーに、日本から真田広之が参加。真田さんがホームズの日本滞在時に案内係を引き受け、さらにはある事件の重要な鍵を握る人物として、イアンとの共演を果たしているのも見どころだ。
そして、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でアカデミー賞にノミネートされ、現在公開中の『ブラック・スキャンダル』ではジョニー・デップと共演するベネディクト・カンバーバッチの、大ブレイクのきっかけとなったTVドラマシリーズ特別編となるのが、『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』だ。ドラマシリーズでは、ネットや携帯を駆使して謎解きに挑む現代版ホームズという設定と、ベネディクト演じるシャーロックとマーティン・フリーマン演じるジョン・ワトソンとの絶妙なコンビが世界中の女性を惹きつけている。
シリーズ最新作となるこの特別編の舞台は、1895年、ヴィクトリア時代のロンドン。蒸気機関車が走り、馬車が闊歩するベーカー街で、フロックコートに身を包んだシャーロックとジョンの前にある事件が発生する。
生っ粋のシャーロッキアン(熱狂的な愛好家・研究家)のみならず、英国俳優ファンや映画ファンも魅了する2人のシャーロック・ホームズの姿を、スクリーンで目撃してみて。
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』は3月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』は2月19日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。