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皆様、今年のバレンタインデーは首尾よくいきましたか?
2月も終盤を迎えると、ひな祭りなんか飛び越えて一足飛びにホワイトデーへと気分が走る今日この頃。
ワタクシ、今年は絶対にプレゼントして頂きたいものがあるのです。
それはこれ!
フレシネのスパークリングワインです。それもできれば
コルドン ネグロの黒いボトルに愛のメッセージを添えて♪
だって私がそうやってバレンタインにプレゼントしたんだから、当然同じものを期待しちゃいますわよね。ねえ?
もちろんそんなこっぱずがしい気恥ずかしいプレゼント、私ひとりのチカラ(?)ではできませんわよ。これ、ひとえにさる2月11日に開催された
フレシネバレンタインスペシャル
『川上未映子 女性と言葉の魅力レッスン』
実はこのレッスンが開催されたのは真っ昼間。
フレシネのボトルは逆光になって真っ黒で残念ですが、むこうにスカイツリーが見えるのが救いでしょうか。
フレシネ、スカイツリー、フレシネ、東京タワー……だったら絵になるんですが、残念ながら赤白だんだらの塔は東京タワーじゃないのです。
東京タワーはこちら……ですね、たぶん。
わ~お、ここは地上何階なんだっけ? 高いわ~。
立地も最高ならスパークリングワインも最高ってわけです。
ご存じですか、「フレシネ」はスペインの伝統的なスパークリングワインなんですよ。
私は知らなかったです。いえ、「フレシネ」自体は知ってましたし、「コルドン ネグロ」は愛飲してましたけど、スペイン産だという事にはぜ~んぜん気づいてなかったですね~。てっきりフランス産かと思ってましたよ、この日のレッスン受けるまで。ほんと、レッスンその1から勉強することばかりでした。
まあ、レッスン2あたりからはもう飲み始めていたので、記憶が定かではないのですが……。
ご覧下さい、フレシネがいきなり3種類もテーブルに並んでいるのです! なんという幸せ!
この中ではやはり一番辛口の「コルドン ネグロ」が私の好みにビシリとはまります。でも合わせる食べ物によっては「カルタ ネバダ」やロゼの「セミセコ ロゼ」も決まりそうですね♪ いや~、もう、真っ昼間っからこんなに飲んじゃっていいの?
等と興奮まっただ中の会場にしずしずと登場なさったのが本日の講師、芥川賞作家の川上未映子さんです。
「コルドン ネグロ」のボトルカラーにあわせてブラックを用いつつ、重くなりすぎないようレースを使ったさわやかなコーディネイト。レースの袖が発泡してるみたい♪ めっちゃ可愛らしい方なんですけど……
芥川賞作家でいらっしゃるんですねえ。天は二物を与えるんですねえ。羨ましい。
トークショーでは川上さんがフレシネのふるさとであるワイナリーを訪れた際の体験を語って頂きました。
バルセロナから車でちょっと足をのばす感じの所にフレシネの里はあるのだとか。
cava というのは英語だとcaveにあたるのでしょうか、洞窟のことなんです。フレシネのスパークリングワインは天然のワインセラーともいうべきその洞窟に超蔵されて日々その美味しさを増していくのです。
これはその場に触発されて川上さんが残した言葉。
パネルになって飾られておりました。
実は一番上の画像の真ん中、このシーンなのですよ。
フレシネの話を伺いつつ、各スパークリングのお味にあったフィンガーフードを頂く幸せ♪
各ワインの味を最大級ひきたてつつ、それ自体も美味しいという究極のメニュー。
名前も中身もコリコリに凝りすぎてて覚えられませんでした!
とにかく、どれも最高に美味しかったです。
その後は女性のちからをアップする「恋愛コトバ講座」や川上さんのお気に入りの御本やそこからのフレーズ紹介など、女子力&教養アップのためのお時間に。
今、改めて読む銀色夏生(ぎんいろなつを)さんのエッセイがいい。女の子の女の子にしかわからない悲しみ、苦しみがぎゅんぎゅん胸に迫るとおっしゃってたのが印象的です。
でも一番記憶に深く焼き付いている川上さんのお言葉は、確かその場での質疑応答の際にボロッとおっしゃられた
「女には、貰う女と貰えない女がいるんですよ。私は貰えない女なんです」という心の叫び(?)。
なんでも昔川上さんがA君というカレシとつきあっていた時には、川上さんがあげるばかりでA君の方は何一つ買ってくれたことがなかったんだそうです。ところが二人が別れてからBさんと付き合いだした途端、A君はBさんに貢ぎ始めたという……。
「この違い、一体、なんなんでしょうね?!」
これはもう、心だけじゃなく全身で叫んでらっしゃいましたね。挙げ句の果てに観客の "男心の操り上手"さんから「貢がせるテクニック」をその場で本気で教わろうとしていて、これは司会の方に止められていましたけれど、なかなか、芥川賞作家といえど恋の駆け引きは文章書く程には上手く行かないのね、私たちと同じ女子なのね、と親近感をめっちゃくちゃ覚えた一コマでした。や~、私も「貰えない女」の一人として男に貢がせるコツ、ききたかったわよ。惜しいな。
あ、でもきっと、その秘密のテクはフレシネのスパークリングワインに愛のメッセージを添えて贈ることだと思うんですよね。で、それを実行したので、今度こそは……と思ってるんですけど(川上さんもちゃんと実行なさったかしら?)。
こちらはその「愛のメッセージ」を書いたオリジナルワインボトルの中から特にすぐれた内容ということで川上さんから賞を受けたお二方。
才媛はこんなところにいるのです。(副賞に川上さんのサイン本をプレゼントされてました)。
シメのデザートはもちろん各ワインに合うものを……。
どれも美味しかった……と記憶しております。
これがまたスパークリングワインとぞっこんLOVEな関係のスイーツ達だったんえすよ、泣けるじゃないですか!(←そろそろ泣き上戸)。
スパークリングワインの販売数で世界No.1を誇る、サントリー「フレシネ」。
愛の言葉もきっとその数だけあるはず……
今回のイベントのおかげで私もバレンタインにステキなプレゼントができました
さあ、ホワイトデーが楽しみだ♪