【特別映像】クリス・パイン、過酷な撮影でキャストの絆深まる!『ザ・ブリザード』(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160227-00000012-cine-movi #Yahooニュース


アメリカ沿岸警備隊(コーストガード)史上、最も偉大で最も不可能な救出ミッションとして語り継がれている、ペンドルトン号の救出劇の真実の物語を描く『ザ・ブリザード』。本日2月27日(土)、ついに劇場公開される本作から、リアリティたっぷり大迫力の救命艇シーンのメイキング映像が到着。“過酷”な撮影の裏側は、“和やか”な笑顔にあふれていたことが分かった。

【画像】『ザ・ブリザード』救命艇シーン

最大級の真冬の嵐“ブリザード”の中、真っ二つに割れたタンカーの乗組員たちの決死の救出に挑んだ男たちを描く本作。劇中では、何と言っても、主人公バーニー(クリス・パイン)たちが風速40m超・高波20m超の最大規模のブリザードに立ち向かう姿が、見どころの一つとなっている。

今回の映像冒頭で、「タフな撮影に耐えてくれた」と語るのは監督グレイグ・ギレスピー。彼の言葉通り、本作のリアリティと迫力は、気温が氷点下に下がる中、3か月間・1日15時間におよぶ過酷な撮影によって生み出された。映像からも分かるように、救出劇当時の困難さを追及するため、クリス・パインらキャストたちは実際の救命艇に乗り込み、実際にずっと波に揺られ続け、水をかぶり続けたという。


だが、そんな過酷すぎる撮影を乗り越えられた理由も、映像では明らかにされている。まず、「彼にはカリスマ性がある」とシーバート役ケイシー・アフレックが評するように、俳優たちを鼓舞した“船長”パインの存在だ。マスキー役のジョン・マガロは、「彼がリーダーみたいに、他の俳優たちの士気を高めてくれたんだ」と、劇中さながらのリーダーシップに支えられていたことを打ち明ける。

もう一つは、現場にいる全員が一致団結していたことだ。満面の笑みで現場をふり返ったアフレックは、「キャストとスタッフ間でピンポン大会があったんだ」とエピソードを語る。その場には、なんとキャスト50人、スタッフ200人、さらに84歳になる実際の救出劇の存命者2名も参加。本作にかかわる全ての人が結束したことによって、過酷な撮影にも耐えられる団結力が生まれたのだ。

キャストたちが過酷な撮影に耐え、生み出された救命艇のシーンは、思わず「これが本当にあったことなのか!?」と肩に力が入ってしまうほど。その手に汗握る運命のシーンは、スクリーンで体感してみて。

『ザ・ブリザード』は全国にて公開中。