“スノーデン事件”の真実を描いたドキュメンタリー、日本公開決定(クランクイン!) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160309-00041887-crankinn-movi #Yahooニュース


 米国政府のスパイ行為を告白した男、エドワード・スノーデン。世界中で大きな話題となった“スノーデン事件”の始まりと真相、そして彼の亡命までを追い、『第87回アカデミー賞』長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』が、6月に全国公開されることが決定した。

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 “スノーデン事件”とは、米国政府が世界の要人だけでなく、国民の電話、インターネットまで傍受し、大量の個人情報収集を行っているという驚愕の真実を、元CIA職員、エドワード・スノーデンが暴露し一大スクープとして世界で報道された一連の騒動。

 ドキュメンタリー映画作家ローラ・ポイトラスは、2013年、重大な機密を保持しているとコードネーム「CITIZENFOUR」でコンタクトしてきた人物=スノーデンと香港でのインタビューに成功。ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドが英国ガーディアン紙に寄稿したこのニュースは、ジャーナリズム界での名誉ある賞「ピューリッツァー賞」に輝いた。

 この瞬間にも当局に捕まるかもしれないという恐怖を克明に映し出すと共に、アメリカの恐るべき監視体制の実態を白日の下にさらし、最高機密の告発に至るすべてを記録した唯一無二の映像は、ドキュメンタリーの枠を越え、現代への警鐘を鳴らすものとなるだろう。

 映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』は6月、シアター・イメージフォーラムほかで全国順次ロードショー。