前回の記事でもご紹介しましたが、リビング WEBミセスブロガーズ事務局のご招待で参加した三菱電機のイベント、この記事のタイトルでは文字数制限があるので途中を省略しましたが、正式名称はこちら。
『快適ライフスタイルセミナー』
~新生活にむけて! 一人ひとりに合わせた快適リビングづくり~
ゲストは「ズボラ主婦・フニワラさん」こと藤原千明さん。
藤原さんは13歳、9歳、5歳と三人のお嬢さんがいらっしゃるそうで、ご家族でいつもリビングに集まって楽しく過ごしているそうなのですが、仲良し家族でももめ事はあるそうで、その一つがエアコンの温度設定なのだそうです。
暑がりのパパと寒がりのママ、リビングでも勉強したいお姉ちゃんと活発に跳ね回りたい妹……などなど、藤原家に限らずリビングに集う家族でもそれぞれ心地よいと感じるエアコンの温度設定は違うもの。一人が涼しくて爽快と思っていてももう一人は寒くてカーディガンを羽織ったりとか、勉強中寒くないようにしっかり暖房している子の傍らでは、遊んでびっしょり汗をかいている別の子とか、同じ部屋に居ても同じに快適とは限らないのが従来のエアコンでした。
これ、リモコンの争奪戦になって、それぞれ自分勝手に温度調節しだすと、最終的にケンカになるんですよね。私も含めて経験者はたっくさんいると思います。
この争いを根本的に解決してくれる全く新しいルームエアコン、それが「霧ヶ峰FZシリーズ」なわけです。
その仕組みを分かりやすく説明してくださったのがこの方。
俳優かと思ったぐらい格好も愛想もよかった杉山氏。
三菱電機の静岡製作所からわざわざ駆けつけて下さったのは、この「霧ヶ峰FZシリーズ」が半世紀ぶりの構造革新モデルだから!
ただ二つあるだけじゃなく、この左右のプロペラでそれぞれ違ったタイプの風を送れるってのがスゴイんですね。
しかもそれが機械的に3度差とかの温度で送風するというのではなく、そこに居る人にとってピッタリの快適さを届けるというのがさらにスゴイんですよ。まるで魔法のようですが、今はこれがテクノロジー。
その秘密が「赤外線センサー”ムーブアイ極み”」だというのは前の記事でもご紹介しましたが……
センサーが人の体表温度の分布からその人が今寒がってるか暑がってるか見分けるというんですよ。
なんでも、体幹には重要な臓器があるので、人体は寒さを感じると手足の血流を抑えてでも体幹を暖かく保つようになっているんだそうです。逆に暑い時は末端から余分な熱を排出しようとするんですね。その人体の仕組みを利用してセンサーがその人の熱分布から「暑い」「寒い」を判断するんだそうです。
そのために、”ムーブアイ極”は非常に細かく温度分布を見極められるようにできているんですって。
こちらはイベント会場にあったムーブアイ極の体験コーナー。向かって左側のピクセルの細かい方が”ムーブアイ極”。右側の従来のセンサーと比べると、どれだけ繊細か分かりますよね?
って疑問に思いますよね?
当然私も気になったので訊いてきました。
そう、これ! この端っこにちょっとあるでっぱり!
これがその”ムーブアイ極”なんですよ。
すっごくちっちゃいの。そしてたぶん、エアコンが稼働していない時は外に出ていない。だって、動いてない時はただの直方体だったもん、「霧ヶ峰FZシリーズ」。
そしてこの”ムーブアイ極”、一旦露出するとずーっと回転し続けているんですよね。クルクルという程早くはないですが、じわーっと常に動いています。何故かって、センサーですからそうやって部屋中の温度を見張り続けているわけですよ。だから名前”ムーブアイ極”がなのね。
これ360度回転ですから、部屋の中だけではなくセンサーが壁を向いている時間も必ずあるわけです。人がいないのに無駄な時間じゃないかと思ったらさにあらず。日本の家屋ではエアコンは窓の上に設置されることが多いので、壁際というより窓側の温度をチェックしているんだそうです。ご存じのように窓というのは冬場は冷気がガラス越しに伝わってくる場所ですから、”ムーブアイ極”がそれを感じると「霧ヶ峰FZシリーズ」からは暖かい空気が窓を覆うカーテンのように流れ落ちて寒気をシャットダウンするんだそうですよ。それ、すっごい暖房効率良さそう!
なんかこう、”ムーブアイ極”、ただのセンサーというより人工知能(AI)のようです。もうホント、自分がSFの世界に足を踏み入れて、そこで暮らすようになってるんだなあと実感したイベントでした。
ってゆーか、今度ウチのリビングにエアコン入れるんだったら絶対この「霧ヶ峰FZシリーズ」にしようと思ったわね。これで室内の温度変化の記録を逐一時間軸に沿って”ムーブアイ極”、が記録できるんだったら、うっかり殺人事件とかその部屋で起こっても”ムーブアイ極”、のデータを見ることによって温度変化で何時にそれが起こったか特定できるわ。ひょっとしたら逃げていく犯人の背格好とか、ケガをしてたら出血量からその様子とかまで分かっちゃうかも。やーもー、「鋼鉄都市」か、いや「CSI」かな?
想像力をふくらませてくれるとっても楽しいの「霧ヶ峰FZシリーズ」イベントだったのでした♪