ワンダーウーマンの雄叫びは出産で学んだ!ガル・ガドット、新たな女性ヒーローの魅力を語る(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160401-00000016-flix-movi #Yahooニュース


バットマンとスーパーマンの映画初対決を描く『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(全国公開中)で新ヒーローのワンダーウーマンを演じた女優のガル・ガドットが、撮影を振り返りながら、役に込めた思いを語った。

【写真】コスチュームを着ていないときも美しいワンダーウーマン

 『ワイルド・スピード』シリーズのジゼル役で知られるガルはイスラエル出身の30歳。4歳の娘を持つ母親でもあり、慈愛に満ちた優しいほほ笑みが印象的だが、劇中では、ワンダーウーマンこと不死のアマゾン族プリンセス・ダイアナを、貫禄たっぷりに演じている。

 オーディションの話を聞くまでワンダーウーマンの存在は知らなかったというガル。しかし、「女優になって以来ずっと、女性の強い一面をもっと見せたいと思っていた」という彼女にとって、まさに「夢の役」だったといい、「女の子にとっても男の子にとっても、尊敬できる強い女性スーパーヒーローの存在は、とても大事なものだと思うの。4歳の娘の母親として、そういった、子供たちの模範となる役を務める大切さは理解しているわ」と真摯(しんし)に語った。

 その言葉の通り、時に大人の女性として、時に歴戦の戦士としてバットマンとスーパーマンを導き、二人を食わんばかりの大活躍を見せるワンダーウーマン。特に劇中、強敵との戦いに臨む彼女が発する雄叫びは、息をのむ迫力だ。「出産を経験しているから、アー! って、(叫び方を)知っているのよ」とちゃめっ気たっぷりに振り返ったガルは、「クレイジーな声を出し、クレイジーに闘い、叫ぶ。そういった全てのことを楽しんだわ。ワンダーウーマンはとても生き生きした存在で、彼女に命を吹き込むのは本当にグレイトな経験だった」と笑みを浮かべる。

 見事なデザインのコスチュームについても「実はあれ、とってもタイトだったから、初めて着たときは息ができなかったの! ハッピーな瞬間を台無しにしたくなくて何も言わないでいたらみんなが気づいて、サイズを調整してくれたわ」とほほ笑ましいエピソードを披露したガル。単体映画の製作も進行しているワンダーウーマンについて「彼女にはまだ掘り下げられていない部分が多いから、語ることがたくさんあるわ」と意気込むと、彼女の今後について「何が彼女を動機づけ、どのようにして人間の世界にやって来たのか? 彼女の背後にある歴史や彼女の思春期……そういったことを、単体映画を通じて語れることが本当に楽しみ!」と展望を明かした