日常のスキンケアにシートマスクを取り入れるようになって数年経つんですが、最初の頃は迂闊にもそれだけで全てのお手入れが済んだ気になっていました。
特にオールインワンタイプのシートマスクなら、シャワーの後にそれぺたっと顔にはって、ドライヤーかけて、終わったらぺろっとはがしてゴミ箱に捨てて、ドライヤーしまってそれでおしまい、みたいなね。
しかしそのお手入れにはとんだ大穴が開いていたわけですよ。それも文字通りにおっきな穴が三つも!
そう! シートマスクに開いている、両目と口の周りの切れ込みの部分! マスクによっては目の下に垂れ下がるようになっているのもありますが、ワタシが日常使っていたのはきっぱり完璧に穴となって抜けておりました。
つまり、シートマスクをつけただけでは一番大事な目と口の周りにはお手入れが行き届かないんです。だからマスクをぺろっとはがして捨てておしまいではまさに手抜きなままスキンケアを強制終了させてたってことなんですよ!!
この事実に気づくまでに結構時間がかかりましてね、ワタシ。
だってシートマスクだとほんっとーにお手入れ楽ちんなんですもん。
しかし手を抜いた分って、お肌にはきっちり返ってくるもので、ある日の美容イベントで凹面鏡をのぞきこんだ時に衝撃を受けましたわよ、目のまわりばっかり小皺だらけで。しかもお肌もその部分は微妙にくすんでるしカサカサだし。
自宅では結構鏡を遠目に見ていたので、目のまわりの色の違いってそれまでクマだと思い込んでいたものが実は違ったという衝撃。
なになになにーーーーー!!!!!
なんで目のまわりばっかりこんなにヒドイの~???
シートマスクでお手入れしてるのに……って、あっ、そうか!!!
この時初めて、シートマスクに覆われていない部分にはシートマスクの効果が及ばないことを思い知ったワタシなのでした。
あわてて口の周りも確かめたのですが、案外こちらは目のまわり程には違いが目立たなかったんですよ。
目の周囲は顔の他の部分に比べて極めて皮膚が薄いそうなので、お手入れ不足の結果が如実に表れたってことなんでしょうか。
それから慌ててシートマスクを外したあと、目のまわりと口の周りには別途ケアを施すことにしております。
目のまわりの小皺とかカサカサとか、お肌がちょっと荒れているなという部分に軽く塗り込んでやると、お肌に封をするようにピタッとのってつ~るつる。しっとり緻密になったお肌はそのまま洗顔まで持続、という感じです。
シンプルなクリームに見えて実力派!
白いだけかと思いきや、実は浮き彫りが施されているこのパッケージ、奥ゆかしくも秘めたる力が最高峰のアイクリームをそのまま表現してるみたいです。
なりは小さくても、ずっしりとした重みのあるガラスのジャー。
手に心地よい大きさと重さです。
「高級化粧品」を連想させるこの香り、「いい匂いがしそうな女性」という記述を読んだ時に脳裏をよぎる香りそのものです。
少量でものびのよいクリーム。
全然脂っぽくなく、ジェルのようななめらかさを持ちながら、のばすのには軽くてもぐぐっとしたチカラが必用で確かなクリームらしい手応えを感じます。でもほんと、かけるチカラはごく僅かなんです。
シートマスクを外した後、目のまわりと口のまわりにこのミスパリ アイクリーム をのばしてやれば、それでお手入れは完成。
これでミスパリ アイクリームの一手間を加えただけで顔全体のスキンケアがバッチリ終わってしまうので、「らくちんお手入れ」はそのままに、もはや一切のスキがなくなったと言えましょう。
どうせアイクリーム使うなら効果の高い物が一番ですね。