鈴木亮平、変態仮面こそ本物のヒーローと自負!「HEROとは“H”と“エロ”」(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160514-00000057-nataliee-movi #Yahooニュース
「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」の初日舞台挨拶が本日5月14日、東京・新宿バルト9にて開催され、鈴木亮平、清水富美加、柳楽優弥、ムロツヨシ、片瀬那奈、監督の福田雄一が登壇した。
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本作は、あんど慶周のコミックを実写化した「HK/変態仮面」の続編。パンティを顔にかぶると超人的な力を発揮して変態仮面に変身する青年・色丞狂介の活躍を描く。狂介役の鈴木は「昨今ヒーロー映画が多いですけど、日本代表のヒーローが満を持して再登場しました!」と高らかに宣言し、清水も「みんな気付かなかったけど、心の中ではこのヒーローを求めてるんじゃないかなと思います」と同調する。
続編出演にあたり、福田から「フラミンゴと社交ダンスの動きを完璧にしてくれ、一番変態的だから」と命じられた鈴木は1カ月かけて動きをマスターしたという。ここで鈴木は「ちょっといい?」と柳楽を指名。戸惑う柳楽の頭をフラミンゴの動きで頭を掴み、敵を攻撃するアクションを実演してみせる。
そんな柳楽は狂介と敵対する真琴正役でシリーズに初参加した。柳楽は「あんなことやこんなことをやられています」とほのめかし、劇中で2回ほど変態仮面の奥義“おいなりさん”を食らったことに言及。その感想を「不思議ですね」と口にすると、大金玉男役のムロも「悪いもんじゃないよね、亮平のおいなりさん」と乗ってくる。一同はおいなりさん話で盛り上がり、「夜中の3時頃に撮影した」「変態仮面の衣装が白いから、(ぶつかる)鼻の部分だけファンデーションを落としている」など裏話も飛び出した。
前作に続きヒロイン・姫野愛子を演じた清水は「前回は、『ふざけたことを真面目にやる』という趣旨を理解する前に撮影が終わってしまいました」と後悔の念をあらわに。本作ではオファーされないのではと思っていたと明かし、「誰になると思っていた?」という質問には「広瀬すずちゃんとか……」と素直に回答。すかさずムロが「大丈夫、広瀬すずちゃんは『変態仮面』に出ない!」とツッコむと、清水は「“月9”ばりの気合いで臨みました!」と本作への並々ならぬ思い入れを伝えた。
本作が悲願だったのは福田も同様で、「3作目を作る前にまず『アベンジャーズ』を挟んで、それから『3』という構想がございます」と某アメコミ作品を思わせつつ、さらなる野望を熱弁する。
最後に鈴木は「“HERO(ヒーロー)”ってなんだ?と考えたとき、スペルをよく見ると“H”と“ERO(エロ)”なんですよね。“H”は変態の頭文字だから、変態でエロ、これを満たしてるヒーローこそが本物なんです」と持論を述べて会場の人々を感心させる。さらに「そう考えると、これ以上のヒーローはありますか!? 我々こそがヒーローだ! 本物のヒーローを見たいなら、この映画を観ろ!」と力を込め、映画の公開初日を盛り上げた。