「ちゃんぽん」というと普通思い浮かべるのは「長崎ちゃんぽん」だと思うのですが、ではこの「近江ちゃんぽん」はどこが違うのでしょう?
まず、麺。「近江ちゃんぽん亭」の麺は自家製中華麺で、「長崎ちゃんぽん」の使うチャンポン麺とは違うのです。「近江ちゃんぽん亭」の麺はちょっと太めでもちもちした歯応えがあり、長くスープに使っていてもあまりのびません。
*ドリームフーズ株式会社様よりイベントに招待いただきました
*特別に厨房の中まで見学させて頂いた、その時の写真です。
そしてスープは鶏ガラや豚骨を使わない和風だし。
鰹節、さば節など6種類の魚節や国産昆布を使ってじっくりとるだしは、その名も究極の黄金だし! 長年の研究の末、雑味を出さずに旨味だけを抽出することに成功したそうです。
このしょうゆスープの黒い色が調理すると白っぽく変わるそうです。
その調理の方法ですが、中華鍋で炒めて煮込む「長崎ちゃんぽん」と違い、「近江ちゃんぽん」の方は小鍋で一つ一つことこと煮込むのだそうです。
小鍋っておっしゃってましたが、この鍋、直径20センチか22センチぐらいありそうでした。
具材を炒めるための油を一切使っていないので、それだけでもヘルシーだと思います。またじっくり煮込むことによって具材のうまみがスープに溶け出し、それでスープの色まで変わってくるんだとか。
これが出来たて! 蒸気でもやがかかってしまいました。
「近江ちゃんぽん」の具材は野菜と豚肉のみ。「長崎ちゃんぽん」と違って海鮮は入っていません。
この左の黒い物はキクラゲですが、クラゲではなくキノコの仲間。
具に使われている野菜は全て食べやすい大きさに刻まれています。
これは3センチ角に刻まれたキャベツですが、ここで使われている包丁が36センチとかで、御家庭の台所ではほとんど見る機会のないシロモノだったので目を瞠ってしまいました。これを使う料理人さん達は、もはや普通の包丁の方が使いずらいそうで……。
ちなみにキャベツ、多い時では一日100個ぐらい刻むそうで、それにもビックリです。
このキャベツだけでなく、野菜は全て国産で、産地から仕入れ店内にてカットしているのです。新鮮で衛生的、添加物も入ってないんだからそりゃ野菜が抜群に美味しいわけですよ。
こちら、厨房を案内してくださった「ちゃんぽん亭総本家 水道橋店」の顔ともいえる、親切でできるお兄さん。
お兄さんのポロシャツ、制服なんですけど、肩の下あたりに「 I CP」の文字がありますよね?
これ、当然「 I LOVE CHAMPON (アイ ラヴ ちゃんぽん)」と読むのです。さすがいずれは国際進出も考えているであろう「近江ちゃんぽん亭」です。その手始めが本格東京進出のための出店、6/17(金)に水道橋店、7/7(木)に銀座店と立て続けのオープンなのですね。
銀座店ができたら是非行ってみたいです♪
今回はカウンターで頂きましたが、テーブル席にも座ってみたいな♪
お土産に近江ちゃんぽんカップ麺をいただきました
近江ちゃんぽんの特徴が全部ここに書かれてますね♪