ダニエル・ラドクリフ、憧れの“悪役”オファーに「いよいよ、この時が来たか」(クランクイン!) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160725-00044480-crankinn-movi #Yahooニュース
『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが悪役として登場することで話題を集めている、大型イリュージョン・アクション映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』だが、このたび彼が“あの”魔法使いとしてのイメージを覆して“悪役”を演じるのを決めた理由が明らかになった。
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本作は、悪者が奪った大金を、イリュージョンを駆使し奪うという犯罪集団フォー・ホースメンの姿を描いた映画『グランド・イリュージョン』の続編。ハイテク企業の不正を暴くために立ち上がるフォー・ホースメンと、その前に立ちふさがる天才エンジニアの攻防を描く。監督は『G.I.ジョー バック2リベンジ』などのジョン・M・チュウ、キャストにはジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソンなどの主要メンバーが再び集まっている。
ラドクリフが演じるのは、悪の天才科学者ウォルター・メイブリー。主人公である正義の犯罪集団、フォー・ホースメンの操るイリュージョンを科学の力で見抜き、彼らの一手先を行く悪魔の頭脳を持った悪役を見事に演じている。ラドクリフはオファーを受けたことを「“イギリス人の悪人”としての道を、ようやく僕も歩めるのか、と思ったよ。いよいよ、この時が来たか、ってね。(笑)」と振り返る。またその悪役へのオファーが「今回の企画に惹きつけらた理由の一つだった。悪役を演じるなんて、楽しくなるだろうと思ったんだ」と嬉しそうに回想している。
彼の言う“イギリス人の悪人”とは、ハリウッドのキャスティングにおいて見られる傾向の一つで、悪役にイギリス人俳優が起用されることが多いことから来ている。
例えば『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で悪役として出演したベネディクト・カンバーバッチ。『レオン』で悪徳警官となったゲイリー・オールドマン、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターことアンソニー・ホプキンスと、イギリス人俳優の悪役は数多く、秘めた狂気を巧みに表現するその演技力で、鑑賞者を虜にしてきたキャラクターが多い。今回、新たに、『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフがこの“イギリス人の悪人”の1人として印象を残すに違いない。
『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は9月1日より全国ロードショー。