幸運にも「英国アンバサダー」の特別ご招待にあずかった

英国スパークリングワインナイト

その名の通り、英国産のスパークリングワインを何種類も味わいつつ夏の長い宵を過ごそうという優美な企て♪ ワインクーラーにも冷蔵庫にもボトルが満載♪

たくさんのグラス(シャンパン・フルート)ひとつずつにギャルソンが慎重にスパークリングワインを注いでいきます。

フードの準備もぬかりなく、みっちりと並んでおります。

一番上の写真の、英国旗がならんでいるのはたぶんケーキ。英国旗は薄いホワイトチョコに彩色したものか、しっかり食べる事ができるんです。

 

こんなお洒落なフードがたくさん並んだ会場はこちら。

南青山にどっしり構えたヴァルカナイズ・ロンドン詳細はこちら)。

店内には王室御用達を含む英国流ラグジュアリーのライフスタイル・ブランドの正規品が揃っています。英国紳士には欠かせない長傘があるの、分かります? 「キングスマン」でコリン・ファースが使ってる傘だったら買って帰ったんだけどな~、残念。

その他、商品についてはオンラインストアでご覧下さい。

広い店内もこの日は次から次にスパークリングワインを試飲求める来客達(女性多し!)でいっぱいです。

 

この日は4種類の英国産スパークリングワインが用意されていたのですが、乾杯はまず2種類の中からひとつを選ぶことになっていました。

 

こちらは白のスパークリング。

ハッティングレイ・ヴァレー

クラシック・キュヴェ ブリュット2013

素晴らしい辛口! でも渋くない。スッキリと飲んで美味しいスパークリング。

白なのでおつまみはドーム型のこちらが合いました。

名前は分からないんですが、ヤリイカとオマールエビのゼリー寄せみたいな感じ。魚介の風味豊かで、食感がまたこたえられないフードでした。

 

乾杯のあとで頂いたのがこちらのロゼのスパークリング。

ハッシュ・ヒース・エステイト

バルフォー 1503 ロゼ ドライ

ドライといっても他の白と比べると格段に甘く感じるロゼで、女性には一番人気だったようです。私が最も気に入ってガバガバ飲んでたのもコレ。

フードはこちらのキューブが美味しかった♪

これも名前は分からなかったのですが、上にホワイトコーン、下にサーロインステーキその他がサンドになっておりました。一口サイズで食べやすいのですが、物足りないのが玉に瑕。でもお代わりが次々に来たので最終的にはお腹いっぱいになりました。

 

フルーツもたくさんあって、こちらも食べ放題。

ロゼ・スパークリングとよく合います♪ まあ葡萄が合うのは葡萄酒ですから当たり前かもしれませんが。

ドライな白のあとだと、ゴールデンキウイがめっちゃ甘く感じられて、これがまた美味しいんですよね♪

 

それにしても英国産スパークリングワインって、あまり耳にしたことないと思いません? そもそも英国でワインって……そりゃ飲んでるのは間違いないだろうけど、ワイナリーなんてあったの?

 

なんて思ってた無知な私ですが、「英国スパークリングワイン・ナイト」ではそんな疑問に答えてくれるトークもありました。

 

なんと、地球温暖化の影響で平均気温が少々高くなった英国は、ワイン用のブドウを育てるのに非常に適した地域となったのだそうです。もともとワイン用の葡萄を育てるのに適した土壌を備えていた英国は今やすっかり「ワイン産地」として有名になり、フランスでシャンパンを作っているような業者が買い付けに来る程なんだそうです。

 

というのも、実はシャンパンを作っているフランスのシャンパーニュ地方の土壌とイギリス南部の「南北ダウンズ」の土壌は、ドーバー海峡が間にあるだけで海底ではつながってるんだそうです。つまり同じ一つの土壌地帯ってわけ。だからこそ、シャンパンと同様のスパークリングワインを作るのに適した葡萄が育つんですね。

 

また、スパークリングワイン、すなわち発泡するワインを作るためにも幾つかの方式があるそうで、シャンパン方式はワインを瓶詰めする際に酵母と糖を加え、酵母がショ糖をアルコール分解する際に発生する二酸化炭素を溶け込ませるんだそうです。この日紹介して頂いたワインは全てこの瓶内二次発酵のシャンパン方式で製造されているんだそうで、産地が違うからシャンパンの名前こそ名乗れないものの、味においては遜色がないといっても過言ではないのかもしれません。英国産スパークリングワイン、恐るべし、ですね♪

 

さて、そんな興味深いお話を伺ったあと、次の2種類の英国産スパークリングワインは二階に移動しての紹介となりました。ヴァルカナイズ・ロンドン青山店も奥が深い!

 

ボルニー・ワイン・エステイト

ブラン・ド・ブラン ブリュット2009

 

アロマがふわりと香り立つ涼やかな飲み口。でも辛口。

 

 

 

ディグビ―・ファイン・イングリッシュ

レゼルヴ ブリュット 2009

 

ビシっとドライ、キリっと辛口。日本の夏の蒸し暑さをスパンと切り裂いていく程の鋭さのあとから豊かな風味が舌の上に広がっていく美味しさでした。

英国産スパークリングワイン、これからどんどん日本にも広がっていくことでしょう。だって美味しいんだもん♪

 

英国産スパークリングワインについてもっと詳しく知りたい方はこちらから♪