トーキョー女子映画部の部活でウェントワース女子刑務所」(公式サイトはこちら)を見せて頂きました♪

 


この作品、7月に行われた「海外ドラマファンサミット2016」では今年のオススメナンバーワンとして紹介されていたのでずっと興味があったんですよね。なにしろオーストラリアテレビドラマ史上歴代ナンバーワン視聴率を誇るというじゃありませんか。オーストラリアのTVドラマってそもそもあまり見たことないんですが、それでも歴代ナンバーワン視聴率というならおもしろくないわけ、ないでしょ? 絶対みたいと思ってたんですよ。

 

それで今回の部活ではシーズン1の1,2話を見せて頂いたんですが、展開が早くてまずびっくり。話がめまぐるしく進むので、ぼーっとしてたら見逃してしまう点がたくさんあるのです。何故それがわかったかというと、ドラマを鑑賞したあとの部活参加の皆様のお話を聞いてたら自分が知らなかったことや気づいてなかったことがいっぱい出て来たから! 何気ないシーンが後々重要になってくるみたいなので、一旦見ると決めたなら食い入るように見なくてはならないのです。

 

ドラマのストーリーについてはトーキョー女子映画部の海外TV批評に詳しいのでこちらをご覧下さい。私はまだ二話しか見てないので迂闊な事は書けないのです。今後の展開がどうなるのか全く分からないので。

 

私の感想としては、オーストラリアまで行っても女は女で変わらないんだな、ですね。人間にとって、女性にとって、非常に普遍的なことが描かれていたと思います。女子刑務所といえど、しっかり社会の縮図なのね、と。女同士の派閥争いの姿は、昔も今も、日本もオーストラリアも変わらないのかも。子どもの頃テレビドラマか何かで見た江戸時代の牢屋には男女とも牢名主がいたもんですが、現代のオーストラリアの女子刑務所にも似たようなのが居るんです(ドラマですけどね)。それみた瞬間、刑務所には入りたくないと心底思いましたわ、日本でもオーストラリアでも。

 

その反面、このドラマは万が一刑務所に入ってしまったときの身の処し方の丁度いいシミュレーションになるとも思いましたね。あたしゃ入る気ありませんが、人生どこで何が起こるか分かりませんもの、予習しとくにこしたこと、ないのです。

 

とはいえ、刑務所に入らないための努力というのは絶対に必要なわけで、その点主人公のビー(トランスフォーマーかっ!)は絶好の反面教師でしたね。早くつかまえてくれといわんばかりの行動ばかりなので、本気で「オマエはCSI見とらんのか!」と突っ込みたくなりました。オーストラリアは「CSI」シリーズ放送してないのかしら??? 「CSI」を見られなかったとしても推理小説ぐらい少しは読んどけ! と心の中で罵っていたのでビーには全く感情移入できなっかったものです。

 

まあこのドラマは感情移入しながら見る類のものではなく、例えばチェスとか囲碁とかのコマを人間が演じているんだと思って見るものなのでしょう。コマの動きひとつによってその曲面の形勢ガラリと変化していく様子を楽しむんでしょうね。

 

シーズン1は全10話なので、一気に見るのがコツだそうです。一話ごとのアップダウンが激しくてジェットコースターに乗った気分を味わえるそうですよ。今ならHuluで見放題

 

見た人の感想が様々でおもしろかった部活なのでした♪