「主婦フェス2016 PREMIUM」では様々な新製品を紹介して貰えるのですが、中でも度肝を抜かれたのがこちらの「泡コート トワレ」。パナソニックの新製品です。
これはもう温水洗浄便座の革命ともいうべき製品で、これさえあればもうトイレのお掃除はほとんどしなくてよくなるという奇跡のトイレ、いえ、トワレなのです!
このトワレを開発するに至る経緯が説明されたのですが、調査の結果、世の主婦の皆様はできるものならトイレの掃除で苦労したくないということが判明したというのです。
そりゃね、自分のであれ他人のであれ、便器にこびりついた汚れをゴシゴシかき落とすなんて、できればやりたくないですもんね。そもそも大便が便器に付着しなければそんなことしなくてもすむわけですし。
また便器以外では床への小水の飛び散り汚れが大変気になるという結果が出ました。これは男性が気持ちよく放水していると、どうしても起こってしまう事態なんだそうです。色の付いた水を使った実験の動画を見せて頂きましたが、まあほんと、あっちこっちに飛び散っておりましたよ。
そういった便器やその周囲で多発する汚れを、そもそも発生させなきゃいいんじゃないか?
というのがこの「泡コート トワレ」のコンセプトなんですね。
汚れ自体がつかないように予防策を講じれば、汚れを落とすためのトイレ掃除をいちいちしなくてもすむわけですから。まさに発想の転換です。
そこでパナソニックが開発したのは、便器の内側や水面を細かい泡でコーティングすることによる、汚れ付きの防止なのです。汚れが予防できるトイレって、まさに主婦が夢見るSFの世界ですわ♪
さらに嬉しいことに、使う時だけ便座とシャワーをあたためるという省エネ設計なのです。待機電力が0になれば当然電気代はその間0!
瞬間的に温めることができるので、使う時には快適なんですね。
「泡コート」がどういう仕組みで汚れをつきにくくするのかというのも教えて頂きました。
(画像をクリックすると大きくなります)
落とし物が泡の上に着地すると、泡にのったまますいーっと水で流されていくという感じですね。
こちらはブースにあった「泡コート トワレ」の実物。
この、ぴーっと伸びているのがノズルから放出されている泡でして、これが便器の内側をぐるーっと2回、行って帰っての往復でくまなく泡コートしていくわけです。
この泡、トイレを使って流したあとに自動でコーティングされるんですが、3時間ぐらいは持続するんだそうです。トイレが使われないままだと、3時間ごとに自動で泡コートされるようにもできるそうですよ。
そうやって水面を常に泡でおおっておくと、トイレの輪ジミもつきにくくなるんだそうですね。
泡立つトイレ。初めての方が見たらきっとビックリするでしょうね。
白っぽく見えてるのが泡ですね。水なら透明に見えるはずですから。
しかし残念ながらこの程度の泡では男性が立ってする際の飛び散りは防げないんですね。そのためにはさらに分厚く泡のクッションを形勢する必用があるのです。
再び現物登場。青い○で囲まれた部分をご覧下さい。
ノズルから短い距離で泡が噴射されてますね。これは男性が用を足すのに手間取らないよう、即座に泡を作るための工夫。そりゃ誰だってやっと駆け込んだトイレでされに待たされるのはイヤですもん。もちろん泡が出終わるまで待つ必用はないそうです。
このありがた~い泡を作ってくれるのは、なんと普通に市販されている台所用洗剤。
タンクに注いでしまうので、詰替用を使えばいいですね。
タンク部分。洗剤の残り量が分かるように窓があいてます。
操作ボタン。
ナノイー脱臭がついている機種は最高グレードなんです。
詳細はこちらのページでご確認を。
主婦フェスというより主婦エスエフの世界を垣間見た思いの新製品「泡コート トワレ」でした。これさえあればトイレ掃除はらっくらく♪ ってゆーか、私ならもはやトイレ掃除は「泡コート トワレ」におまかせしちゃうかも。