ドクター・ストレンジ、アベンジャーズ続編で対サノスの切り札に!マーベルCEOが証言(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-00000002-flix-movi #Yahooニュース

 

ベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(2017年1月27日全国公開)について、マーベル映画を統括するプロデューサーでスタジオCEOのケヴィン・ファイギが、今後の展望と共に語った。

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 交通事故で両腕に大けがを負った天才外科医が、厳しい修行の末に時間や次元を操る強力な魔術を習得し、ヒーローになる姿を描く本作。ドクター・ストレンジの力をもってすれば、違う空間・ユニバースの橋渡しも可能であり、今後のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のクロスオーバー展開を担う重要人物といえるだろう。

 

 実際にファイギは、「多次元の存在はこの作品の見どころのひとつ。それに今回、彼を映画に登場させたのは、『アベンジャーズ』続編のためでもあるんです」と証言。『アベンジャーズ』シリーズ第3弾『アベンジャーズ:インフィニティー・ウォー(原題) / Avengers: Infinity War』は、「マーベルユニバースにおける最強の悪役」と語るサノスとの戦いにフォーカスした作品になると証言。ベネディクトも年明けから撮影に参加するという。

 

『ドクター・ストレンジ』を皮切りに、『アベンジャーズ』のほか、『ソー:ラグナロク(原題) / Thor: Ragnarok』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2(原題)/ Guardians of the Galaxy Vol. 2』『スパイダーマン:ホームカミング』など、MCUはさらに拡大していくが、今度の展開について「この先5年まで、きっちりと決まっています」というファイギ。「アイデアからはじまって脚本を書いてキャスティングをして……と1本ごとの作品に時間をかけているので、どうしても予定している物を作るのに、2019年までかかってしまう。つい先日、その次の5年に関するミーティングをスタートさせました。つまり私たちは、すでに10年間分の計画を立てているんです」と壮大な計画を明かしていた。

 

 「サノスは最強の悪役。アベンジャーズ全員が力を合わせても太刀打ちできないくらいの存在です。ドクター・ストレンジはその力を駆使して彼らを助けることになります」と語るファイギは、ストレンジがアイアンマンやキャプテン・アメリカのような存在になることを示唆。「彼はこれから控える2本の『アベンジャーズ』シリーズの中心を担います。ひょっとしたら、その前に公開されるマーベル映画にも登場するかも」と笑みを浮かべる。

 それほどの大役に抜擢したカンバーバッチは、企画の立ち上げ当初からストレンジ役の筆頭候補で、彼のスケジュールが合わないと知るや、製作自体を遅らせる異例の対応をとったほど。ファイギは「彼ほど魅力的で適材と思える俳優はいなかったですね。今後、アベンジャーズメンバーを演じるクリス・エヴァンスやロバート・ダウニー・Jr、マーク・ラファロといった素晴らしい俳優たちを相手に、どんな演技を見せてくれるのかを想像しただけでワクワクします。MCUは大きな財産を得たと言えるでしょう」と断言する。