NETFLIXオリジナルドラマ『ザ・クラウン』のジャパン・アンバサダー就任イベントにお邪魔して参りました。

 

こちらはアンバサダーに就任された木村佳乃さん。お肌がピカピカで大変お美しかったです。

 

イベントの行われた場所は栄えある英国大使館。 

というのもこの「ザ・クラウン」、現英国女王であるエリザベス2世の実話に基づいたドラマだからなんですね。しかもNETFLIXオリジナルドラマとしては初の英国制作。膨大な予算をかけてバッキンガム宮殿など壮麗さをそのままセットにし、並み居る名優名女優を取り揃え、スタッフには数々の賞を受賞した一流どころが控えているという、まさに今の英国を代表するドラマたらんとしているのですよ。

 

そんな英国肝煎りのドラマのアンバサダー就任式ですから、しつらえられた壇も当然ロイヤルブルー。 

 

最初に登壇されたティム・ヒッチンズ駐日英国大使は時たま手元のメモに目を落としつつも、最初から最後まで完璧な日本語でのご挨拶。

熱く語られていたのは、今やロンドンがニューヨーク、ハリウッドに次ぐ映像産業のメッカであること。どうりでロンドンが舞台の(ついでに壊滅もする)映画が多くなったはずです。映画に限らず、映像産業が落とすお金はイギリスにおいても相当な額にのぼっているそうで、道理でイベントにもチカラが入るわけですね。まあ、ハリウッドの映画でも昨今は英国出身の俳優(オーランド・ブルームとかベネディクト・カンバーバッチとかエディ・レドメインとか)が大活躍していますしね、英国の映像産業がこれからますます発展を遂げてゆくのは間違いありません。

 

そうこうする内にいよいよ木村佳乃さんの御登場!

緊張のあまり手が震えてボケボケな写真になってしまいました、すみません。

このドレスのかろやかなスカート部分、壇上に上がる前はおつきの人が裾をかき集めて持って歩いてました。退出する時も同様。美しい姿を演出するには苦労がつきものなんですね。

 

それとは逆に、頭上には何の苦もなく輝きを放ち続けるティアラ。

イヤリングとネックレスも合わせて総額1億1千万!

英国王室御用達ジュエリーブランド・モニッケンダムのものだそうですが、このきらめきが後ろの方に座っている私の目にもビームの如く飛び込んでくるんですよ~。

使われているのはクリアなダイヤだと思われるのですが、シャンデリヤの光を浴びて七色に輝くんですね! 佳乃さんが身動きするたびにきらきらきらきら……私ずっと目を奪われていましたよ。ドレスについているビジューの方はそんな光は放たないんです。でもティアラとイヤリングとネックレスが虹の如き色合いで光りを周囲にふりまいていて……これを見ただけでも来たかいあったわと思いましたよ、私。

またこのロイヤルブルーのサッシュ(佳乃さんはたすきとおっしゃってましたが)が白いドレスの上でひときわ目立って人目をひくんです。

 

このサッシュは大綬(だいじゅ)といって腰の所に勲章がつく飾り帯だそうです。ドラマでは王族の皆さんが礼装の時にちゃんと勲章のついたものを身につけておいででした。

 

そう、就任式が終わったあと、「ザ・クラウン」の試写会もあったんです♪ もうもう、私、身を乗り出して鑑賞しちゃいました。

 

でも試写の前には嬉しいティータイムがあったりしたんですよね~♪

 

さすが英国大使館、ブロガーの心を動かすのが何かをよ~く心得ていらっしゃる♪

時間も午後3時をまわり、アフタヌーンティーどきでございます。

英国伝統のスコーンとエリザベス2世女王のチョコレート。

お名前の方はナッツ、横顔の方はジャムの入った絶品チョコ!

 

スコーンは本式で、クロテッドクリームにジャム。ドライフルーツも入ってたかな? 表面サクサクなの内側はふかっとしているスコーンに感動。スコーンって、こんなに美味しいだったのね~。スコーンはお代わりの分まで用意されていて(ほんと、よくわかってらっしゃる)、大変満ち足りた気分になりました。

 

紅茶はクリッパーのイングリッシュブレックファスト。

大変まろやかで飲みやすく、美味しい紅茶で3杯も頂いちゃってからふと気づいたんですが、このティーポット、銀製なんですよね……。銀器って、小説や映画ではよく出て来ますが、こうやって実際にお茶を入れて頂いたのは人生初かも?! 銀のティーポットでいれた紅茶と知っていたならもっと味わって飲むんだった……。

 

銀器のおかげでほんのちょっぴり女王様の生活にも触れたような気がしたところで、いよいよ「ザ・クラウン」試写の始まりです。

 

長くなりましたので、試写の感想は次の記事で。