スケールが大きすぎ! 『アサシン クリード』宮殿やマルタ島での撮影秘話が明らかに(クランクイン!) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-00047330-crankinn-movi #Yahooニュース

 

遺伝子操作によって、アサシン(暗殺者)として活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた男が、歴史に隠された真実に挑むミステリー・アクション映画『アサシン クリード』。2017年3月に全国公開となる同作の驚愕の撮影秘話が明らかになった。

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 本作は、全世界でシリーズ累計9600万本以上を売り上げた世界的に有名なゲームの世界観を共有しながらも、新しいキャラクターで新たなストリーを描き出した実写映画。主演は、マイケル・ファスベンダーが務める。

 記憶をなくした死刑囚のカラム・リンチは、遺伝子操作(アニムス)によってDNAに眠る祖先の記憶を追体験することになり、自分の祖先がルネサンス期スペインで、テンプル騎士団から“エデンの果実”の秘密を守るアサシンであることを知る。そして、現在と過去を何度も行き来するうちに、カラムは大きな真実を知ることになるのだった。

 CGに頼らずに撮影されたという本作は、生身のスタントを重視し、全編にリアルなアクションが追求された。そのアクションシーンは、壮大なロケを敢行しての撮影となり、イスラム建築の“最高傑作”と言われるアルハンブラ宮殿やマルタ島でも行われた。

 プロダクション・デザイナーのアンディ・ニコルソンはカラムの祖先アギラールが生きた15世紀のスペインを再現したシーンについて「15世紀のスペインは映画を描く上でエキサイティングな時代。本作では、当時の画家が使った色彩を利用した。われわれは赤と青を多用し、大掛かりな戦闘や異端者の火刑シーンを作り出したんだ」と振り返る。

 また、マルタ島での撮影では、気温40度の屋根の上での撮影も行い、アサシンが世界を駆け抜け、観る者が危険を感じることができるように仕上げられている。まさに大きすぎるスケールの中、撮影されたド迫力の映像は必見だ。

 映画『アサシン クリード』は、2017年3月3日より全国公開。