ドコサヘキサエン酸、「DHA」については皆さんお聞き及びですよね? いわゆる「頭が良くなる」とか「さまざまな健康効果がある」とか、人間にとっていいことずくめみたいな成分であると。DHAをうたった様々なサプリメントも発売されています。

 

とはいえサプリメントって、なかなか続けることができなかったりしますよね。のみにくかったり、飽きてしまったり。特にお子様に続けさせるのはなかなか難しいのではないかと思われます。

 

でもオイルやグミで毎日簡単にとる製品もあるんです。

これなら毎日の料理やオヤツを通じて簡単にDHAをとることができます。グミですから、幼いお子様だって喜んで食べてくれそうですよね♪

ところでこのDHA、お魚由来じゃないんです。

びっくりでしょ? 

その名も「ボタニカルDHA」っていうんです。

元々はシゾキトリウムなどの微細藻類が持っているDHA、それを食物連鎖の末に魚が食べることでいわゆる生物濃縮されたものを我々が食べているというわけなんです。

 

いえ、これ、私が知っていたわけではなく、先日お邪魔した「ボタニカルニュートリション研究会」で教えていただいたことなんですけどね。

 

それまではまぐろなどの青魚が自分でDHAを作っているものだと思い込んでいたので、大変びっくり致しました。いえ、まあ、多少は作ってはいるんだそうですが、それ以上の量は食物由来なんだそうで。

この図のむかって右上の「ボタニカルソース」がその食物連鎖ピラミッドの一番下にあたります。藻類かどうかというのは厳密には難しいところではありますが……。

 

それはさておき、食物連鎖はピラミッドで表されるようにそのトップグループは底辺グループに比べれば大変数が少ないです。また採集・捕獲にもエネルギーを要しますし、養殖するにしても時間がかかります。マグロ漁とか、サケの養殖とか思い出して頂ければお分かりですよね。対して底辺グループ、海でいえばプランクトン等は豊富に存在しているわけです。動物プランクトンに食べられている「ボタニカルソース」は植物プランクトンの仲間みたいなものですから、海中で最も数多く存在するといえるでしょう。これは相当な資源です。

 

こちらはDHAでなく、似たような効能を持つEPA(エイコサペンタエン酸)の例ですが、これも海中のプランクトンである「珪藻」に豊富に蓄積されているのだそうです。この「珪藻」、これだけで地球上の一次生産の20%を担っているというのですから、すごいではありませんか。

 

それが分かっているなら、魚を捕るより直接ボタニカルソースをとったり、養殖したりした方がずっと早いと思いません? 問題はそのボタニカルソースからいかにしてDHAを抽出するかですが、それが解決したからこそ今ここに「ボタニカルDHA」が存在するわけです。

 

この「ボタニカルDHA」が素晴らしいのは、サステイナブル(sustainable)であること。「sustainable」は「持続可能な」という意味ですが、日本では「サステイナビリティー」という言葉とほぼ一緒で、「環境や社会にやさしい」的な意味で用いられています。まあ、将来もずっと現在のような状況で地球上での生活が「持続可能」ということですね。ここでは生態系を壊すことなく、人類の食生活が持続可能という意味になりましょうか。

 

例えば地球上のまぐろを全部とったとしても、全人類に充分な量のDHAをいきわたらせることができなくても、ボタニカルソースを利用すればそれが可能になるわけです。将来に魚という資源を潤沢に残しつつ全人類がDHAの恩恵に浴せるなら、そっちの方が絶対いいですよね? それが実現できるのが「ボタニカルDHA」なのですよ。そしてそれが実用化されているのが冒頭にあげたオイルやグミなのです。いろんな意味で安心して飲めるのが嬉しい♪

 

また、地球環境にやさしいだけじゃなく「ボタニカルDHA」にはすごい利点があるのです。

この画像だと字が小さいですが、魚由来ではないDHAだけあって、アレルゲンフリーなのですね。しかも動物性タンパク質を含みませんから、キビシイ菜食主義で知られるヴィーガンだって食べられるはず。さらに遺伝子組み換えではなく、海洋汚染物質や水銀を含まないので安全性も高いのです。

 

製造過程を見ればその安全性の理由も分かりますね。

読みづらいですが、しっかり「遺伝子組み換え」と書かれています。コーシャやハラル認定を受けていますので、ユダヤ教徒もイスラム教徒も食せるというのがまた素晴らしいではありませんか! 

 

ボタニカルDHAのはたらきとしては以下の物があげられます。

 

さらにボタニカルニュートリション研究会のセミナーで教えて頂いたのが「DHAは早産や低出生体重」のリスクを低減させるということ。

そして子どもの脳内の前頭皮質を活性化させるということ。

 

もうね、女性は妊娠したと思ったら即ボタニカルDHAとらなきゃね! そして子どもが産まれたら、可能な限り早くボタニカルDHAをのませなくっちゃね!

 

もちろん妊娠とは関係なく、男女とも脳のためにいつからでも飲んだ方がいいのです。

 

また病気だけでなく、事故等による脳外傷にもDHAがよいのだそうです。

これ、最近、特にアメリカではアメリカンフットボールの激しい練習や試合によって引き起こされることが分かってきました。とはいえスポーツや事故による頭部の外傷はどこの国でも起こることですから、DHAによって少しでも良くなるのなら大変ありがたいことです。ホント世の中、何が自分の身におこるか分かりませんからね。

 

大過なく人生を過ごせたとしても、後半をすぎると気になるのが記憶力の後退。

それさえもDHAを摂取し続けることで7歳分若く保つことができるなら願ってもないことですよね!

 

全く、母の体内に宿った時から世を去るまで、DHAがあるかないかで随分人生の質に違いが出てくるような気がします。今からでも遅くないので、早速ボタニカルDHA含有のオイルとグミで記憶力の若返りをはかることにしますわ。

 

 

ボタニカルニュートリション研究会のセミナーにご招待いただきました