実は今回、「東京駅一番街 にっぽん、グルメ街道」内覧会で4軒まわると資料を頂いた時、私が一番食べたい! と思ったのはこちら「広島 電光石火」の広島式お好み焼きでした。

昔神戸在住の友達の所に遊びに行った時、今一番人気だからと彼女が連れてってくれたのが広島お好み焼きの店。

すごく混んでて、友達同士並んで座ることもできず、カウンターの席が空くと入れ替わりに一人入る……といった形でしたが、ようやくありついたお好み焼きの美味しかったこと!

麺に、卵に、豚肉に、そして野菜もどっさりの満足感!  

今でもあのカウンターの目の前の鉄板でじゅうじゅうと音をたてて焼き上がるお好み焼きの香ばしい匂いが忘れられません!

特に麺! お好み焼きと焼きそばが同時に食べられるように考案されたものかどうかは知りませんが、麺を入れることを考えついた広島の方、天才です! 粉もん大好きな私には至高の一品でございますな!

ってわけで、この日は「広島 電光石火」で広島式お好み焼きが一人一枚食べられる~とウキウキ気分で赴いたものなのです。

ところが最初の「ふく竹」の美味明太子責めでおなかはすでに半ば以上ふくれてしまい、一枚制覇はもはや無謀モード。そこに5人のグループに3枚ではどうかというご提案があったので、やむなく受け入れることに。残したら勿体ないし、お店の人にも申し訳ないですからね。

 

そこでメニューとにらめっこすることしばし。(クリックで拡大)

お店の名を冠した「電光石火」(上の画像で紹介すみ)は必須だったので、残る二枚を選ばなければならないのですが、どれも美味しそうで決められない……と悩んでいたら店員さんの助け船。フォトジェニックなのは「人にやさしく」と「夢」ですよ、ということで、それに決定! ちなみにここのお好み焼きの名前は「ブルーハーツ」の曲名からとっているんだとか。

 

はい、できたてほやほやの3枚が勢揃いいたしました。

向こう側のネギがうずたかくつまれているのが「電光石火」。

美しオム包み風のお好み焼きで、素材の良さを最大限に引き出すために野菜はおさえずふくらと仕上げているそうです。薄焼き卵でくるっと包んで食べると美味しいんですよね~♪ 

 

刻みのりがたっぷりかかったこちらは「人にやさしく」。

残念ながら海苔はすぐにヘナヘナになってしまうのですが……。

肉、卵ダブル。そしてなんと広島産のでっかい牡蠣がご~ろごろ!

ホント、この牡蠣大金ですよ! 火の通りも丁度よく、ほかほかなのをぐっとかみしめると滋味豊かな牡蠣の味がじゅわっ……。こたえられません。

 

立派な目玉焼きがどーんとのさばっているのが「」。

やっぱりこの目玉焼きには目が眩みますよね~。

ヘラをたてると黄味がとろり……。ああ、美味しそう!

しかし卵の輝きだけに目を奪われてはなりません。裾野の方、鉄板に接して見える、あれはイカではありませんか。立派! そうなのです、「夢」には肉、タマゴの他にイカ天、イカ、エビと海の幸がこれでもかと目一杯入っているのですよ。イカも海老もプリプリで新鮮! ああ、もう、できるものならこの3枚を一人で全部食べたかった!

 

現実には一切れずつがやっとでしたけどね。

どれもオタフクソースがたっぷりかかっていて、香ばしさをひきたてていました。

 

広島式は専門家が鉄板で焼き上げたのを頂きます。

こっ、この手のワザが電光石火の早さで、どうしても上手に写真にとれなかったです。店の名前はここからきてるのか?!

 

 

 

東京駅一番街 にっぽん、グルメ街道についての詳細はこちらの記事をご参照下さい。

 

このあと内覧会ではさらに2軒まわったわけですよ。

もうホントに最後は食い倒れて昇天するかと思うぐらい、美味しい物をたくさんたくさん頂きました。ごちそうさまでした。全部を食べきれなくてごめんなさい。