いや、どっからどうみても普通の肉入りもやし炒めでんがな……。
そう思う我々の目の前に出された資料がこれである。
これは事実なのだろうか。
冷めても水が出にくく、しかも電子レンジにかけたあとでもシャキシャキ感が残るもやし炒めが家庭で、グリコの「できたて革命 豚もやしのうま味噌炒めの素」を使うだけで簡単にできるなんて……。
にわかには受け入れがたい程の脅威にざわつく我々に、さらに追い打ちをかけるかのようにこのCMが流れ始めた。
そう、現代生活を送っていると、家族揃って夕餉を囲む機会などなかなかない。午後6時に小学生の娘と食べるために作ったもやし炒めは、部活が終わって9時に帰ってきた兄や残業の末12時に帰ってきた夫には冷め切ってべちゃべちゃなものとなるのが普通だ。
――主婦だって忙しいのだから、もやし炒めといえど一晩に2回も3回も作ってられるものではない。かといって愛する息子や大事な夫に味の落ちたおかずを提供するのは心苦しい――
そんな悩みを一挙に解決すべく開発されたのがこのできたて革命
だというのだ。なんと素晴らしい事ではないか!
でも、でも何故だ。何故冷めたもやしから水が出ない?!
その解答は浸透圧にあるという。
なるほど、これなえら確かに作り置きしても野菜から水は出にくい。言ってみれば野菜から水がしみ出す穴をふさいでしまうということだから。
とは言うものの、いくら説明をきいたところで実際に自分で食べるまでは心の底からは納得できるものではない。
そこで我々を心から納得させるべく、調理の実習が始まった。
しかし我々の驚きは料理ができあがる前から始まったのだ。
動画を見ればわかるように、「できたて革命」はレトルトからするりと一瞬の内にフライパンに躍り出るではないか! こんなのは初めてである!!
ここだけの話、私の料理はほとんどぜんぶレトルトやチルドの合わせ調味料の素をつかっているのだが、このソースを出すのにはやたら時間がかかるのだ。菜箸をつかったりスプーンを使ったりゴムべらを使ったりとどんなに工夫を重ねても、あのどろりとしたソースが一回で全部出ることはない。迂闊に火にかけっぱなしだったらソースを出すのに悪戦苦闘している間にフライパンの中で野菜が全部焦げたりする。
そんな痛恨の失敗を、「できたて革命」をつかうことによって今後は一切回避できるのだ!
だって、つる、ストンで終わりですよ、ソース全部出るのに。
(画像は許可を得て公式サイトよりお借りしています)
作り置きの野菜から水が出にくくなるのも革命的だが、このソースの出やすさというのも立派な革命ではないか! まさにW革命!
手前が通常のもやし炒めで、奥が「できたて革命」を使った物。
その差は一目瞭然。
ちなみに「できたて革命」には「豚もやしのうまみそ炒めの素」
の他に「鶏大根の中華風黒こしょう炒めの素」と「なす鶏そぼろのあんかけ炒めの素」がある。詳しくは公式サイトでチェック!
さて、驚く私達だが遂に試食の栄誉にありつくことができた。
といっても食べたのはできたてのこれでなく……
しばらく前に作ったものをレンジでチンしたこちら!
え~、できたてじゃないのぉぉ~と思いつつも口にする私達。
しかし一口食べただけで皆の顔に衝撃が広がっていく。
美味しいのである。
しかもレンチン後のもやしがシャッキシャキ!
互いに目を見合わせることもなく、黙然とただ自分の器を空にすることに心血を注ぐ私達。その部屋にはただもやしを食べるシャキシャキという音だけが響くのだった……。
レンジで温め直すと、まるでできたての食感が味わえる、というフレーズに激しく納得である。これなら弁当にだって入れられる。まさに、食べる時は常に「できたて革命」だ。
WEBサイトにはアレンジレシピも紹介されているので、料理の幅も広がる。
今ならcookpadの野菜炒めのページでも特集されているので、要チェック♪
https://cookpad.com/search/%E9%87%8E%E8%8F%9C%E7%82%92%E3%82%81
プレレポ運営局からイベントに招待いただき、イベントに参加しました。
プレレポ運営局から招待いただきました。