イザベル・ユペールの演技がスゴイと評判の「エル」を見に行きました。チケットをとったのはまだ昼前というのに、何故か初老ぐらいのおじさま達が「エル」をくれと並んでおりまして、実際に私の入った会も頭の白くなったようなおじさま方がいっぱいで、静かな熱気を感じる程でした。

 

これはあれですね、監督が昔「氷の微少」でならしたポール・ボーホーベンですから、女優さんがマスコミで語られる率が多いのと合わせてアノ夢をもう一度とヒソカに心に抱いて来たおじさま&おじいさまが多かったのでしょうね。

 

 

で、そういう方達って「夢」がハッキリしてますから、破れたと知った瞬間に席を立つ人の多いこと多いこと……。残念でしたね、そういう映画じゃなくて。

 

案外女性の観客の方がにんまりできる作品だったと思います。

 

おじさま方はあまり過去の夢を追わない方がよろしいかと。

おあいにくさまでした。