バンクシステムって、ウィキペディアによると

アニメ特撮において、特定のシーン動画、あるいは背景を"バンク"(銀行)のように保存し、別の部分で流用するシステムである。

 

だそうですが、脚注にシッカリと書かれているのですよ

 

有名な例としては、発進シーンをバンクフィルムとしている『機動戦士ガンダム』で、発進前と後で持っている武器が違っていることがある。

 

と。

 

富野監督のインタビューなんか読みますと、制作当時の現場がそれはそれは大変で、このバンクシステムを取り入れてたおかげかろうじてでなんとかなった……みたいなことが書かれております。

 

 

そのバンクシステムを考案してくださったのがこの飯塚正男氏。

 

 

インタビュー映像もあり!

 

 

この方、ガンダムを世に送り出した功労者でもあるそうで、ガンダムファンにとっては満腔の感謝の意を捧げても捧げたりないお方なのでございます。

 

今回、功労賞ということでその業績が評価されて本当に良かったと思います。日本のアニメを盛り立ててきたのは、こういう素晴らしいお仕事をなさった方々なんですね。まさに縁の下の力持ち的な。

 

こういう功労賞みたいなもの、もっともっとあってもいいですよね。

 

 

「第20回  文化庁メディア芸術祭 受賞作品展 報道関係者向け内覧会」に参加しました。