中国で映画を見るにあたり、事前に私がネットで得た情報はこんなものだった。
1: 外国語映画は字幕と吹替がある(らしい)。
2: シネコンがメインとなっていて、ネットで予約・決済ができる。
(ここまでは日本と同じ)
3: 映画本編が終わるとクレジットが流れ始める中場内は明かりがつき、観客が帰り始める。
(これ、昔の中国で経験がある。韓国もワリとそうだった)
4: 今はハリウッド映画でもワリと自由に見られる(政治などの情勢により変わることあり。
(これ、昔の中国と違う)
5: 中国映画も多く上映されているが、ハリウッド作品も含めて人気がなければ上映期間は2週間ぐらいでコロコロ変わる。
(これ、日本と違う)
6: 映画の料金が均一ではない。各劇場ごとに料金設定が違い、また、同じ劇場でも上映時刻によって同一映画が別料金だったりする。
(これ、日本と全然違う!!!)
6に関しては現地に行ってみるまでなんとも分からないが、問題なのは5。
中国作品らしい「スマート・チェイス」はまだしも、申し訳ないが「アンロックト」が大ヒットするとはとても思えない。
いや、私はおもしろそうだと思いましたよ。だからオーランドが主役じゃなくても見に行くつもりになったくらいですもん。主演がノオミ・ラパスで、共演がジョン・マルコビッチにマイケル・ダグラスと重鎮揃いじゃないですか。話もスリラー仕立てでサスペンスフルな感じだし。
とはいえ中国の若い世代(たぶん日本も)の心に響くような物が見あたらないのも事実で。
つまりネットで予約するような人々が大挙して押しかける映画かと問われれば、そうではないと言わざるを得ない(二重否定=強い肯定)
要するに、「アンロックト」はまず大ヒットしないだろうというのが私の予測で、だとしたら上映期間は僅か2週間と見るべきである。
すると「アンロックト」は封切りが9月22日だから、せいぜいもって10月6日前後までが上映期間である。
「スマート・チェイス」の方は9月30日が上映開始。
すなわち9月30日から10月6日までの期間なら中国のどこかの都市でこれらの作品を二つともを、劇場が違っても見られる可能性があるということだ。
オーランドの映画を、一回の渡航で二つとも見ることができる!
これはすごいことだが、同時に難しいことでもある。
何故なら9月30日までもう3週間もないし、両作品鑑賞可能なのが1週間と超短いから!!
今から海外旅行のプランをたてて、それで間に合うのか?
どうする私?
まだ続く