なぜルークは「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で青いライトセーバーを使うのか?(IGN JAPAN) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000017-ignjapan-movi @YahooNewsTopics
以下に「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のエンディングに関するネタバレが含まれる。
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12月に公開されて以来、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は多くのファンの間で論争を巻き起こしてきた。ライアン・ジョンソン監督が手がけた脚本には、議論の余地がある部分もあり――少なくともエピソード9が公開されるまでは――、特にクライマックスにおけるルーク・スカイウォーカーとカイロ・レンの立ち回りに関する疑問が最も紛糾しているようだ。
多くのファンはルークがなぜ父アナキンの青いライトセーバーを使うことにしたのか、不思議に思っている――このライトセーバーはカイロ・レンとレイが対決する少し前のシーンで破壊されているからだ。結局のところ、カイロ・レン(と観客)は、このライトセーバーを見て、ルークが実はそこにいないことに気がつくべきではなかったのか?
IGNは先日、ライアン・ジョンソン監督にインタビューする機会に恵まれたので、この疑問を本人にぶつけてみた。当然のことながら、「最後のジェダイ」を作り上げ、そして新たな3部作を手がける予定であるジョンソン監督は、この件に関し、完全に納得がいく答えをもっていた。
「(ルークは)カイロに最も強い影響を与えるよう、自身のイメージを作り上げています」とジョンソンは説明する。「彼はカイロのアキレス腱が怒りであることを知っているので、カイロと寺院で対決した時と同じように若い姿で登場します。カイロの祖父のライトセーバーを出したのも同じ理由です。――このライトセーバーは、カイロがレイに対し、『それは俺のものだ!』と叫んでいたものです」
ルークは自身の緑のライトセーバーよりも、アナキンのライトセーバーの方がカイロに衝撃を与えることができると考えたのだという。しかし、カイロは目の前でライトセーバーが真っ二つになったのを目撃していたのに、なぜ叔父の罠にひっかかったのだろう? ジョンソン監督によれば、カイロは実際にはその瞬間を目撃していないのだという。
「観客はその瞬間を目撃します。……我々はライトセーバーが折れるのを見ていますが、カイロは目がくらむような閃光を浴び、意識を失います。そして、彼が目を覚ます前にレイがライトセーバーを持ち去ります」と、監督は説明する。「ですから、そこが気になる人には、カイロはライトセーバーに何が起きたのか完全には確信を持てないでいる、というのが答えです」
なるほど、それは納得がいく答えだ。
ジョンソン監督はIGNとのインタビューで他にも、レイアとフォースの関係性、キャプテン・ファズマの登場時間、ポーグのエサについて質問に答えている。