『ゲド戦記』原作者アーシュラ・K・ル=グウィンさん死去(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00000025-flix-movi @YahooNewsTopics
ジブリ映画『ゲド戦記』の原作者として知られる米作家アーシュラ・K・ル=グウィンさんが現地時間22日、米オレゴン州ポートランドの自宅で死去した。88歳だった。New York Times などが報じている。
ジブリ映画『ゲド戦記』【画像】
死因は明かされていないものの、ここ数か月間にわたり体調不良が続いていたとアーシュラさんのご子息が明かしている。
アーシュラさんはファンタジーやSFの名手であり、1969年出版の「闇の左手」はネビュラ賞とヒューゴ賞をダブル受賞し、SFの傑作として名を刻んでいる。日本では、宮崎駿の実子である宮崎吾朗がアニメ映画化した『ゲド戦記』の原作者としても有名。そもそも、『風の谷のナウシカ』以前に自ら映画化しようとしていた宮崎駿にとって、同原作はバイブルとなっており、自らが手掛けたすべての作品が影響を受けているとも明かしていたほど。
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これ、児童文学なんですよ。私が読んだ頃は4巻ぐらいまでしかなかったと思う。
闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF (252))
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そのノリでかなり若い時分にこの作品読んだんだけど、さっぱり良さがわからなかったという思い出があります……。
天のろくろ
2,700円
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その頃はこっちの方がおもしろかったな……。
去年だか一昨年だったか、入院中に電子書籍でお世話になったのがこのシリーズ。
西の果ての年代記
- ギフト Gifts (2004)
- ヴォイス Voices (2006)
- パワー Powers (2007)、(上・下に分冊)
大変よく理解できて、ああ、あんまり若すぎる時に読んでもダメな作品や作家ってあるんだなあと思いましたよ。今「闇の左手」を読んだら、ようやくその真髄に触れることができるのかもしれないです。
素晴らしい作家を、世界は一人失いました。
ご冥福を祈ります。