これは劇場では見なかったのだけど、惜しいことをしたと思った。

一目見た瞬間から目を離せなくなるタイプの作品だったから。

 

これも伝記映画の「オール・アイズ・オン・ミー」の主役だった2パックも「ストレイト・アウタ・コンプトン」に出ていた。ラッパーの世界って、意外と狭いというか仲間内だったのね。

 

 

「デトロイト」では白人社会と黒人社会の対立(というより憎悪ね)が描かれるんだけど、「ストレイト~」や「オールアイズ~」ではそんな世界でのしあがった黒人ラッパー達の「誰のおかげで金持ちになれたと思うとるんや、ワレ」的なそれぞれの思いで対立していく様子が描かれている。みんなが貧乏で白人社会からの迫害を受けていた時はブラザーで仲良しだったはずなのにね。

 

どれも「人間」というものに対して深い考察をうながす映画作品なのでした。「デトロイト」は是非見てね!