映画ファンの夢……それは自宅で映画館レベルの鑑賞が可能になること!

 

昔の映画やドラマでは、超お金持ちの家にはシアタールームというのがあって、そこで映写機(!)からスクリーンに投写したフィルムを一人ないし数人で鑑賞してもので、さすが欧米の金持ちはやることが違うな~と垂涎の目差しで見つめていたものです。それは言ってみれば、当時の試写室をそのまま豪邸内に設置したようなものだったでしょうか。専門の技師の代わりにフィルムの持ち主が自分で映写機を操作する感じですが、室内は映画館のように暗くして鑑賞するのが当たり前だったと思います。私が知っているものだと「コロンボ」のエピソードになるなので、1970年代なのかな?

 

その後家庭用のビデオデッキが普及し、またレーザーディスクなんてのもでき、さらにDVD、ブルーレイ、4Kへとソフトは進化してきたわけですが、これらは大体御家庭のリビングにあるテレビで、特に周囲を暗くすることもなく気軽に見るスタイルでした。

 

さらに今ではスマホやタブレットで、通勤通学などの時間を利用して配信の映画を視聴するという方式も普通になりました。これ、かつて電車内で本を読んでいたのと同じ感覚ですね。

 

映画を見ること自体はそこまで簡単になったわけですが、では「映画館的環境」の方はどうなったのでしょうか?

 

もちろん進化しました。

ただし、映写機ではなく、プロジェクターとして。

もう、あのでっかい映画フィルムのリールをうんしょっと映写機に掛け替える必用はないのですよ(映画「ニュー・シネマ・パラダイス」などをご参照下さい)。

DVDやブルーレイのディスクがあれば、よっぽど長い映画でなければ入れ替えの手間もなく映画をまるっと一本鑑賞できちゃうんですから、いい時代になったものです。

 

あ、プロジェクターというのはWikipediaによりますと

プロジェクタ (projector) とはディスプレイ装置の一種で、画像や映像を大型スクリーンなどに投影することにより表示する装置である。プロジェクタには色々な種類があるが、現在では、DLPや液晶を使い、画像を拡大して投影する装置のことを指すのが一般的である

 

で、今はこんなことに使われているそうです。

もちろんこれはエプソンの「dreamio style ~ホームプロジェクターのある暮らし~」のイベントで教えて頂いたんですけどね♪ 最近流行のプロジェクションマッピングもプロジェクター使ってるんですね! イベントの会場に小さいプロジェクターで矢印で進行方向教えてくれるのがあって、それもプロジェクションマッピングなんだときってビックリしましたよ。

 

そう、プロジェクターにも用途に従って種類があるのでした。

 

ホームプロジェクターというのは、特に映像を大画面で見るための工夫が凝らされているのですね。そしてこれがあるからこそ、自宅で映画館レベルの鑑賞が可能になるということなのですか、なるほど。

 

次の記事ではプロジェクターについてもう少し詳しくお伝えします。

 

エプソンから「EH-TW5650」とスクリーンをモニターでお借りしています。