はい、私がロンドンに行った理由ですね、「キラー・ジョー」。

ご覧の通り、オーランド・ブルームがタイトルロールを演じる舞台であります。

 

地下鉄構内にもポスターが掲示されておりました♪

 

これ、メインビジュアルなんですが、オーランド、まるで指名手配犯のような表情ですよね……。

 

でもそれでいいのです。なんたって彼は「キラー」、「殺し屋」のジョーなんですから。スネに傷持つ身として、周囲から恐れられている存在(らしい)。

 

今回、これ、見ても英語だから全然わかんないだろうと思って、実はあまり乗り気ではなかったんですよね~。オーランドの舞台は3回目だけど前の2作は原作を読んで内容を把握してから見たので何とかなったのですが、これは原作があるのかどうかもよく分からなかった……というか、そもそもあまり熱心に調べてなかったので。

 

まあ、生でオーランドが見られればそれでいいやという感じでぶっつけで舞台にのぞんだのですが、やっぱり英語の細かいニュアンスが全然わからなくて……寝ましたね。ええ、その日は観光で二万歩ぐらい歩いてつかれてたのです。

 

で、ふと気づいたら……2幕目の冒頭かな?

キラー・ジョーがまっぱで出てるじゃないですか!

 

それまでが寝てたのと、あまりの衝撃だったのとで記憶が飛んでいるのですが、あれは全裸だった、たぶん。

 

後ろ姿だったので、ひょっとしたらカラダ見せるだけの代役を使ったのかとも思っていたんですが、前の記事のケイティーの発言読んで納得しましたわ。あれ、本人や……。

 

なにしろ舞台から遠い席で、しかも舞台を下にかなり急な角度でせり上がっている階段状のしつらえの相当上の方から見てたので細部とかは全然分からなかったのですが、まあ上半身背中の筋肉の美しいこと!

 

ドラマの方はさっぱり覚えてないですが、あの輝くような背中の美しさだけは目に焼き付いております。幸か不幸か、前は向いてないと思う、少なくとも私の記憶の限りでは(だから代役かもと思ったわけで)。

 

そうか、オーランドは脱ぎたがりなんだ……と思った一幕でした。