伝説の脱獄映画、チャーリー・ハナム×ラミ・マレックでリメイク!『パピヨン』(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000005-cine-movi @YahooNewsTopics
>伝説のスター、故スティーブ・マックイーンと名優ダスティン・ホフマンの2大俳優が豪華共演し、その壮大なスケールから脱獄映画の金字塔といわれた『パピヨン』。1974年の日本公開から記念すべき45周年となる2019年、新たに『キングアーサー』のチャーリー・ハナム、『ボヘミアン・ラプソディ』で話題のラミ・マレックというコンビで完全リメイクする。
【画像】伝説の俳優スティーブ・マックイーンを引き継ぐチャーリー・ハナム
■ストーリー
その男は胸元に蝶の刺青を入れていることから「パピヨン」と呼ばれていた。彼は金庫破りの天才だったが、ある日、身に覚えのない殺人の罪を着せられ、終身刑の判決を受けてしまう。彼が送り込まれた先は周囲を海に囲まれた絶海の孤島、南米ギアナのデビルズ島。その刑務所では過酷な強制労働が科せられ、横暴な看守たちによって囚人たちは人権をはく奪され、ゴミのように扱われていた。
やがてパピヨンは脱獄を決意。そのためには、ボートや食料を入手するための多額の資金が必要だった。そこでパピヨンは、偽造紙幣で逮捕された男ドガに目をつけ、彼の身を守ることと引き換えに逃亡費用を稼ごうとするが、やがて2人は奇妙な絆で結ばれてゆくーー。
■脱獄映画の大傑作『パピヨン』とは…
無実の罪を着せられ、フランス領ギアナの刑務所に移送された終身刑囚パピヨンの命をかけた脱獄劇は、作家アンリ・シャリエールの壮絶な実体験がもと。『猿の惑星』などの名匠フランクリン・J・シャフナー監督と、ハリウッドの異端児と呼ばれ、『ローマの休日』など偽名でアカデミー賞を受賞した脚本家ダルトン・トランボのタッグにより、1973年に映画化された。
絶望の淵に追いやられても自由を求めることを諦めない“パピヨン”マックイーンの鬼気迫る熱演と、ホフマン演じる偽札作りの天才・ドガと深く結ばれる熱い友情は、多くの人々の共感と感動を呼び大ヒットを記録。ジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲「パピヨンのテーマ」は、アカデミー賞作曲賞にもノミネートされた。
■イマ旬!チャーリー・ハナム×ラミ・マレックがタッグ
今回のリメイクで伝説のスター、マックイーンのあとを継ぎ、主人公パピヨンを演じるのは『パシフィック・リム』で主演を務め、『キングアーサー』でも肉体アクションを披露したチャーリー・ハナム。
また、ホフマンが演じたドガ役には人気ドラマシリーズ「ミスター・ロボット」でエミー賞を受賞し、伝説のバンド「クイーン」を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』で主人公フレディ・マーキュリーを熱演、その激似ぶりと演技力で話題沸騰中、まもなく来日を控えているラミ・マレック。
■監督は今年の東京国際映画祭2冠、デンマークの新鋭マイケル・ノアー
メガホンを取るのは、今年の東京国際映画祭コンペティション部門に出品された『氷の季節』が審査員特別賞と最優秀男優賞をW受賞したデンマークの新鋭マイケル・ノアー。スタッフも、ドゥニ・ヴィルヌーブ監督『プリズナーズ』の脚本家アーロン・グジコウスキほか、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や『スター・ウォーズ』シリーズといったエンターテインメント作を生み出したプロデューサー陣など超一流どころが集結。
本作では、ハリウッドの赤狩りに遭い、苦難の時期を過ごした脚本家トランボにリスペクトが捧げられ、1973年版の『パピヨン』に寄り添いつつ、独自のエピソードも追加されているという。ハリウッドが切望した才能が伝説的傑作に正面から挑み、プレミア上映された昨年のトロント映画祭では主演2人の熱演とともに大喝采を浴びた。
『パピヨン』は2019年6月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。